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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

冷酷な伯爵がお飾り妻を溺愛するまで

作者:小鳥遊
 今日、俺は好いてもいない女と結婚した。ただし、これはあくまで白い結婚だ。

 夜会やパーティーに顔を出せば出すほど令嬢たちからの求婚の手紙が山ほど送られてくる。そんな毎日にうんざりしていた。

 そこで、【手中に収めやすい、自分より幾分か歳が下であり、爵位も下。婚約者もおらずあまり表に顔を出していない令嬢】を探した。

 完璧に当てはまる令嬢は流石にいないと思っていたのだが、思いの外早く見つかった。結果、ウォートリー子爵家の令嬢である、エヴァリーナ・ウォートリーと婚約を結び、一週間後である今日に籍を入れた。貴族にしては異常な速さであることは分かっていた。

 結婚式はしなかった。所詮はお飾りの妻に、そんな大層なことをする必要はないと考えたから。
 お飾りの妻だと伝えれば、どんな反応をするだろうか。正直なところ、なんだって構わない。予想は着いている。

 どうせ癇癪を起こすか、お飾りなのを理由に、散財するか、愛人をつくるか、はたまた俺を惚れさせようとしてくるのか。なんだって良いが、俺は微塵も結婚に、そもそも女性に興味がなかった。

 今から言うことを理解してくれなくとも構わない。ただそれが真実であるのだから、否定だけはしないでもらいたい。俺から君に願うのはそれだけだった。

「私が君を愛することはないと思え。君はただ、私のお飾りの妻として徹してくれたらそれで良い」
「…そうですか。では、私のお飾りの妻として許容してくださる範囲を教えて頂きたいです!」
「…………は?」

 __意味が…分からん…







今回いつもより話数少なめの文字数少し多めでお送りいたしますm(_ _)m
本編12話+番外編1話の全13話で完結となっております。最後まで読んで頂けると幸いです*ˊᵕˋ*
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