小説の基礎ルール①
お前らよぉ、もしかして『小説の基礎のルール』すら知らねぇんじゃねぇか……?
と思ったので書きます。
①行頭は一字あける
書き出しや改行後など、文章のはじめには一字分の空白を設けましょう。
※例示
今日はいい天気だった(×)
今日はいい天気だった(空白が入ってるので〇!!)
ただし、会話文でカギ括弧(「」)を使う場合には、空白は必要ありません。
「おはよー」(〇)
「おはよー」(なぜか会話文の前に空白が入っているので、逆に気持ち悪い、です!)
②句点は「」の最後にはいれなくていい
「おはよう。」
みたいにしなくていいってこと。文章の終わりに句点(。)を入れるのは基本ルールです。あと、
「」の中にある文章の最後には句点を入れなくてもよい、という基本的な決まりがあります。
「おはよう、」
っていうのは『基本的には正しくない』。基本的には、です。例外もある。
「だから、」
みたいに、続きの言葉がある時、またはそれを遮られたときなどに、最後の文章に(、)を入れることで、本来の発言の余白を生むことが出来ます。ここで語るのは基本中の基本ですが、基本をマスターしたら応用しちゃっても問題ないのです。
③感嘆符の後に句点はつけない
これだめ、絶対。感嘆符(!)と疑問符(?)の後に句読点はつけません。
今日はいい天気だった!。
今日はいい天気かな?。みたいな文章って、なんか気持ち悪くないです?
これらの文章記号で一文を締めくくる場合には、感嘆符や疑問符で文を終わらせます。
今日はいい天気だった!
で、良いってこと。
④感嘆符と疑問符の後ろは一字開ける
超絶基礎的なルールだけど、守ってない人をよく見かける。
感嘆符(!)と疑問符(?)の後は、一字分の空白を設けます。
今日はいい天気だった! 最高のランニング日和だ! 頑張るぞ!
みたいこと。!のあとのに空白が入ってるでしょう?
しかし、句点と同じく、「」の中の終わりに来るものに関しては、その必要がありません。
「今日はいい天気だった!」
で、終わりで良いんですよ。
⑤数字は基本「漢数字」で
なんかそんなルールがあるらしいっすね?(鼻ほじ)
縦書き原稿において、数字を入れる場合は漢数字を用いるらしいですよ。
ただし、固有名詞や紙のサイズを表す「A5」など、漢数字で表記するとわかりにくくなるものは、普通の数字を使用してもいいというルールになっています。ふーん。
要は、文章に統一感を持たせるための工夫ですね。
銃の装弾数は十二発。
銃の装弾数は12発。って文章だと、なんか受け取り方が違います。後で解説するかもしれませんが、語彙が持つ特有の『文章の雰囲気』と言うものがあって、漢字が多ければ多いほど固く、漢字が少ないと柔らかい、と言う特徴があります。
「今日はいい天気だ」
「きょうはいいてんきだ」
っていうのとでは、文章の受け取り方が違うってことです。
で、ルールっていうものは、読者が文章を読みやすいように制定された普遍的なルールのことです。ここからは持論なんですけど、数字ってどちらかに統一する必要なくない?
※例示
銃の装弾数は十二発。リロードはない。唯一無二、奴を殺す手段がこの銃だ。これで二回目のリベンジマッチ。僕は期待する。僕がようやく、奴を殺すことを――。
心の中で数字を数える。1、2、3。今だ、奴の隙を見計らって、僕は遮蔽から飛び出した。
僕はやっぱり、漢数字を普遍的に使います。それはそれとして『A5のノート』を取り出したとか、タイミングを計る時に数える数字とか、社会で一般的に用いられるイメージとして適している場合にはふっつーの数字を使ってもいいんじゃないですかね? まぁここは各々の判断で。僕は漢数字も使いつつ、たまには普通の数字も使いますよ。
⑥三点リーダーとダッシュは偶数セットで
これが一番多いから気を付けろお前ら。
三点リーダー(…)とダッシュ(ー)は、偶数で並べて使うのが基本です。「……」「――」のような形になります。
「よろしく…」って文章は、正しくない!
「よろしく……」っていうんです。ちゃんと偶数で!
―今だ。っていうのも、正しくない。
――今だ。これが正解!!
で、ちょっと気になることでしょう。「……」と「――」ってどこで使うの? なにそれ。使わんくてもよくね?????? と。
概ね正しい。使わなくても創作は成り立つ。これは、遊び心です、遊び心。作者が文章で遊び、読者に楽しんでもらうために扱うアクセサリー、装飾品のようなものです。基礎を持った上での+αの要素。これがなくても創作はできるけれど……使えれば損はないぞ!?!?!?!?
まぁ「……」の方は扱うことでかなりの利点があります。
「……おはよう」
と、
「おはよう」
の違いが判りますか? 間がありませんか? ……を使った方の文章が、反応が遅れている気がしませんか? いいですか? ……を使った文章は『間』を生み出すことが出来るんです。これ、すごい大事。『間』って大切でしょう? おはようって言われてすぐにおはようって返せますか? 返せる人もいるかもしれませんが、そうじゃない。キャラクターの差異を生むうえで、『間』を持たせることはとっても大切だということを言っているんです。「……」の方は、持っていて損はないから持っておきましょう!
使えますよこいつ!!
「――」の方は、遊び心。これは、突発的な事象とか連続例の事象を表す時に使います。
――今だ。
と、
今だ。
じゃ、カッコよさが違うじゃん?????
なんかぁ、「――」がついていた方が、かっこよくなぁい??
と言う、感覚の話もであるし、前の文章と『接続』する力も持っているので『――今だ。』の方は、前の分からの続きで、ようやくタイミングを見計らったんだな、と読者に思わせることが出来ます。『今だ。』は唐突過ぎて、前との文章の接続を感じません。
「――」は接続、
「……」は間。
覚えておこうね、使えて損はないよ!?
まだまだルールはありますが、インプットの疲れを踏まえてこれくらいにしましょう。おそらく②……③と続いていきます。最低限、①は覚えておこうね!
最条先生とのお約束だよ!!
30分で書いたので変なところがあったらすまん。




