作品の構成とは?
三幕構成という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは映画の脚本の構成法の一種で、その道では起承転結と並ぶほどに名を知られている構成法です。
これは起承転結を凌駕する汎用性を持っています。読者の皆様には、『三幕構成』をぜひ覚えてもらいたいところです。
一つの講座にまとめると文字数が多すぎてしまうので、三幕構成は複数の講座に分けて解説していこうと思います。
着実に三幕構成を体得していきましょう。
~三幕構成のシーン表~
(テーゼ)【旧い世界→状況説明】
1.オープニングイメージ(1パーセント)
2.テーマ
3.セットアップ
4.きっかけ
5.悩みの時
6.サブプロット
7.第1ターニングポイント(20パーセント)
(アンチテーゼ)【新しい世界→葛藤・対立】
8.お楽しみ
9.ミッドポイント(50パーセント)
10.迫りくる悪
11.すべてを失って
12.心の暗闇
13.第2ターニングポイント(80パーセント)
(ジンテーゼ)【真の世界→解決】
14.フィナーレ
15.エンディングイメージ(100パーセント)
三幕構成の大まかな区分は、この計十五種類になっております。
作品を本格的に作る場合はこの区分に五十六個のシーンを配置する作業が待っております。恐ろしいですが、そういったものは上級編に後回しにします。
今回は最低限の事だけを覚えてもらいます。
それは、オープニングイメージ=『op』と、エンディングイメージ=『ED』についてです。
この二つに絞って解説をしていきます。
さて、皆様は作品を作る時にどこから作り始めますでしょうか。
やっぱり作品の初めから? それとも結末から作りますか? そういうのをすっ飛ばしてクライマックスのシーンだけを書くなんて作家さんもいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、起承転結の順番で物語を作っていく方が、このサイトでは一般的なのではないでしょうか。
始めをなんとなく思いついて、そこから順序だてて発想させ、物語を作っていく。
作品の作り方としては下もいいところです。
これによって生み出される物語ももちろんあります。だけど、始まりから順序良く物語を作っていく方法は、創作の強みである『構成』を捨てることに繋がります。
構成とは、
【各部分を集めて、または各部分が集まって全体を組み立てること。その組立て。】
意味的にはそのようなことを指します。
しかし、創作において言い換えると、
各部分=シーン
各部分が集まった全体=物語
構成=全体を俯瞰して読者にストレスを与えない物語に仕上げること
だと私は思います。
順序良く物語を作っている方は、全体を俯瞰するということができません。
自分の思いつきのままに物語を作っているので、主観的で、客観性の欠けたものになりがちです。
それ止めましょう。
頑張って構成しましょう。
物語の流れを、読む人にとって最適なものにしましょう。
読者にストレスを与えないために『構成』があります。
そして、構成のためには、オープニングとエンディングを作ることが不可欠です。
物語がどう始まって、どう終わるのか。それを把握することで、少し本筋からそれてしまっても軌道が修正でき、物語がどうなっているのか客観的に見ることができます。
本当に創作者になりたいなら、必ず『始まりと終わり方』は決めておきましょうね!!
きょうは力尽きたけど後から直せばいいよね




