「許可できません」
未だ動かないバコニーの傍で、リコはジワリと溢れる涙を拭っていた。
「睡眠は必要ない」と言っていたバコニー様が、目覚めることなく眠っているというのはどうゆう状況なのだろうか?
今一度〈治療〉の魔法をかけようと手をかざすも、もしかして身体の仕様が違うのではないか? 種族によるなんらかの機微が、自分の魔法で悪影響を与えてしまったのではないか?
自ら魔族だと名乗る個体に光属性だという回復の魔法は有効なのか?
あの発光、もしかして、治療薬も毒だったのでは?
冷静になって、初めてぐるぐる巡る碌でもない自分の行動に、どうしようもなく溢れ出てくる涙を止められなかった。
「目覚めのベットの傍らに、涙をながす女がいるのは、中々グッとくるものがあります」
バコニーの言葉に「へ? なんて?」リコが聞き返す。
「下っ腹の辺りが疼くので泣き止んだ方が良い。良いです?」
まさかの下ネタ? リコは顔を手でゴシゴシ拭う。
「どこか痛いところはないですか? 苦しくないですか?」
「泣くのを我慢してる感じもムラムラくる。きます? します?」
バコニーはリコの顔を見て真顔でおかしな事を言い出した。
「・・・バコニー様はこう、なんていうか、キャラがおかしなことになっていますが、私の魔法のせいですか?」
リコは心配になって真面目に質問する。
バコニーはウゥンと咳込んだ。
「お水飲みますか?」
リコが魔力水の入ったコップを差し出すと、バコニーは「アー」と口を開けた。
リコは少し考えて【錬金錬成】でコップを水差しに変えると、口の横に当て水を流し込んだ。コクコクと水を飲み込んで、バコニーが言う。
「リコはとても器用。口移しじゃなくて残念」
リコは異常が無いのだな。と判断して、少しホッとする。
「俺が動けなくなると、オベントはそうして魔力を分けてくれる。くれます」
おぉう。なるほど、そうゆう方法なのですね。
「回復に魔力が必要なのですか?」
「なくても良いけど時間がかかる。かかります。リコの魔法は素晴らしく早い。早いです。水にも料理にもたっぷり魔力が入っている。います。とても美味しい」
説明と同時に、バコニーの腹がグーと鳴った。
「バコニー様はお腹が空いているのでは無いですか?」
「お腹空いてる。すいています?」
「甘いのとしょっぱいのどっちが食べたいですか?」
「どっちも。先に甘いのが欲しい。ください」
目線だけでリコをみる。もしかして動けないのかな?
リコはプリンを出して、「プリンです。知ってますか?」と尋ねる。
「知らない。美味しそう。食べたい。ください」
と言うバコニーに皿を差し出すが、バコニーは「アー」と口を開けた。
動けないのだな。
そう判断したリコは、バコニーを抱えて背中にクッションを入れて身体を起こした。
されるがままでいたバコニーの口元まで、スプーンですくったプリンを運び、なるべく奥に滑り落ちないように慎重に口の中に落とし込む。
しっかり閉じた口をムグムグとさせて「オイシイ!」と笑顔になった。
「良かった」リコはそう言ってプリンをすくいスプーンを差し出すと「アー」と口を開けてと、次々にプリンを口に運ぶ。
「もっと食べたい」
カラになった器にしょんぼり顔のバコニーの言葉に「次はしょっぱいのを如何ですか」と卵粥を出す。
バコニーは首を少し動かしてリコの手元を見ると「アー」と口を開けた。
リコはレンゲで粥をすくって、少しフーフーと息を吹きかけてからレンゲを口元に運ぶ。
バコニーはそれを少し咀嚼して、「オイシイ。それはどうゆう魔法? どうゆう魔法ですか?」と聞いた。
「魔法ではありません。熱いので冷ましています?」
「魔力を感じる。ます」
リコの口元をみるバコニーに、リコは「え、すみません。わかりません」と首を捻る。
「? リコは魔力を使う無意識ですか?」
リコは「すみません。わかりません」レンゲをそのまま差し出そうとするが、「フーってして。してください」バコニーに言われるまま、十分に冷めている。リコはそう思いながらも、フーフーと息を吹きかけて粥を口に流し込む。
「さっきより魔力少ない」
「??」
今度は2人で首を捻る。
お粥を食べ切ったバコニーに、あまり一度に食べ過ぎるのも良く無い。と、「何か他に欲しい物はありますか?」とリコは聞いた
「さっき、オベント達が食べていた飴が食べる。食べたいです。ください」
バコニーのリクエストに、リコは[MP回復飴]を出す。
「そう、この匂い」
バコニーは「アー」と口を開けた。
リコが包みをとって口に運ぼうとすると、手を離す瞬間パクっと食いついて、長い舌をヌルリと絡め指ごと舐め取られた。
「オイシイ!!」
バコニーはそう答えると「どうやって作った? 作りましたか?」と聞いた。
「・・・既存の飴に[MP回復]を付与しました?」
リコはなめられた指を見て複雑な顔をして答える。
「ポーションは? どうやって作る? 作りましたか?」
「材料を粉砕抽出し、加熱しながら魔力水と混ぜて」
ぐるぐると手を動かしながら答えた。
「混ぜる間も魔力を込める? 込めます? 込めましたか?」
「・・・すみません。わかりません? ドロップ品の[錬金術師の手記]にあるレシピ通りに作ってるつもりなのですが」
「作ってるとこみれる? ますか? 見ても良いですか?」
「ポーションですか?」
「多分なんでも良いです」
「? では、夕飯のハンバーグにつけるはずだったマッシュポテトを作る予定だったのですが、それでも?」
「うん。見る。ください。見せてください」
そう言ってバコニーはムクっと体を起こした。
「動けるの!?」
「動ける。生きています? 動けます」
「・・・??」
リコは「歩けますか?」と聞いた。
「? 歩けます」バコニーは首を捻りながら答える。
リコは、フフフと笑って立ち上がった。
「なぜそんな喋り方なのですか?」
「オベントがいない。リコに話す正しい言葉使いはわからない。おかしいですか?」
「おかしく無いです。可愛らしいです」
「それは良かったことです」
リコはまたフフフと笑った。
キッチンに2人で移動して、じゃがいもを取り出す。
流水で洗って、ザルに置くと、自分の手を石鹸で洗って〈浄化〉をかける。
「それは魔法です」
バコニーの言葉に、リコは頷いて、じゃがいもの皮を剥いた。
「なぜ皮を? 剥くのですか?」
バコニーの問いに「この料理はその方が舌触りが良いからです」とリコは答える。
洗ったじゃがいもを適当な大きさに切ると、水と一緒に入れ鍋を火にかけ茹でる。
その間に牛乳と塩を用意する。
「牛乳、飲みますか?」
「飲む。飲みます。ください」
リコはコップに牛乳をつぎ、コップを渡す。バコニーはそのまま牛乳を飲むと「オイシイ。魔力はあまり感じない」と言う。
茹でている鍋を見ながら「これも強い魔力は感じない」と指をさす。
「なんでしょうね?」
「なんだろう?」
また2人で首を捻る。
イビルちゃんがパタパタとバコニーの肩に飛び移ろうとした瞬間、ビュッ!と素早く鷲掴み顔に近づける。
「やっ、優しくお願いします。私のしてる事を見て他のゴーレム達に伝えるゴーレムです。名前はイビルちゃんです」と、その動きに焦ったリコが害はないですと伝える。
「なぜ?」
「え?」
「強い者を優しく掴む必要がわかりません。でも、オベント言っていました。『優しく』『柔らかく』『滑らかに』『静かに』汎用性が高いです?」
「汎用性? さすがオベント様」
リコはそう言ってフフフと笑うと「[イビルちゃんは]強くなんか無いですよ。小さくて柔らかいから乱暴に握ったら壊れてしまいます。仲良くしてあげてください。優しくしないと嫌われてしまいますよ」と言いながら「ねぇ?」と握られているイビルちゃんを指で撫でる。
「優しく。掴みます。イビルちゃん仲良くします」
バコニーはそう言って「コレは強い魔力があります。嫌われたくありません」とそっとリコの頭に戻す。イビルちゃんはブルブルと身を揺らして潰れた毛並みを整えた。
「良い感じに茹で上がりましたら、お湯を別のお鍋によけておきます。このお湯はあとでスープに使います」
竹串を刺して茹で具合をみる。スッと通ったのでお湯とじゃがいもを分ける。
「で、この鍋をさらに火にかけながら振ると〜」
塩を入れて、じゃがいもの角が取れて粉がふいたように変わってくる。
「このまま食べるのが『粉吹き芋』」
そう言ってリコはひとかけらを串に刺し、さらにトリュフ塩をかけてバコニーに渡す。
「オイシイ! 少し魔力を感じる?」
そうなの? それって味付けじゃなくて?
「ではここからが本番です」
そう言って木ベラに持ち替え火を弱める。
「まずはバター」
バターを鍋に入れて入れてじゃがいもを潰しつつバターを溶かす。
「あらかた潰れたら牛乳を〜少しずつ少しずつ」
少しずつ牛乳を入れてじゃがいもに練り込む。
「あ、魔力が込められています」
「え!? あ、まって、今止められないの」
牛乳をさらに加えて撹拌する手を止めず様子を見ながらかきまわす。
「おいしくなれ、おいしくなれ」
「それ! 魔法! たくさん!」
「えぇ!? あ、待って、テーブル胡椒とトリュフ塩を入れて〜」
さらに牛乳を足しながらかき混ぜ、好みの硬さになるまで練り上げる。
「完成〜! マッシュポテトです」
持っていた木ベラで小皿によそい「味見してみてください」とスプーンを添える。
バコニーはひと匙で全てすくいとると、グワリと一口で全て食べた。
もう一盛りして、自分用にはスプーンひと匙とって鍋ごと【収納】する。
リコはスプーンを口に入れ「うん。美味しい大成功」と頷く。
「オイシイ。リコは料理に魔法を込めている。います。もっと食べたいです」
「もしかして『おいしくなれ』とか念じながら作ると魔力が込められちゃうとか、そうゆう事なのかな?」
「ポーション作る時は何を念じながら作りましたか?」
「あ〜『ちゃんと効きますように』とか『副作用が出ませんように』とか?」
「魔法。出てる。付与。されています」
「あまりMP減ってる感じがないのですが、たくさん魔力入ってますか?」
「入ってる。とてもたくさん。食べると元気になる。素晴らしいです」
「悪い事では無いですか?」
「悪い事では無いです。それは良い事です。美味しいです」
「もしかして、私の〈回復〉とか〈治療〉って光属性魔法じゃ無いんですか?」
「どうだろう? 神殿に行くとわかる? わかりますか? 俺はわかりません。ライノがわかるかもしれません」
「どうしてですか?」
「ライノは神殿に詳しいです」
「あ、そう言えば〈ヒール〉を使っていましたね。ヒーラーなのですか?」
「違います。騎士です。コレックの従者です。と自己紹介します」
「あ、そうですね、失念していました」
本職じゃ無いので。と言うのもそうゆう事か。
「魔法を使う時、その現象を見ただけではどんな属性の魔法なのかハッキリしないものなのですね」リコの疑問にバコニーは答えた。
「魔法は人間に見えない。起こった事? が見えるだけ。人間が使う魔法には理が無いから力が弱い。とオベントに聞いた」
「忘れて、しまったのですかね」
マニュアル化したら、本来の目的が薄れて慣習だけが残っちゃった。みたいな感じなのかな。リコがしんみり考えているとバコニーが言う。
「さっきのマッシュポテトもっと食べたいです。ください」
「みんなで夕飯食べる時に食べましょう?」
「どうして?」
「みんなで食べた方が美味しく無いですか?」
「それも、魔法ですか?」
そう問われて合点がいった。
「あぁ! なるほど! そうか。わかりました。そうですね。コレも魔法だと思います。試してみましょう!」
そう言ってリコはニコニコと笑う。
「だから、みんなが戻るまでバコニー様はもう少し横になっていましょうか?」労うつもりで言ったのだが、「一緒に寝た方が美味しいでしょう。試してみます。寝ますか?」と返されて「それとこれとは違いますよ!?」と被せ気味で否定した。
ベットにバコニーを寝かしつけると、椅子に座って「試してみたい事あるのですが良いですか?」リコが聞くと、バコニーは布団をめくった。
「違いますよ!」
リコは笑って答え「〈灯火〉」と、指先に火を灯す。
「魔法使いが広い所で戦うのが得意だと聞きました。それは仲間が被弾する事を避けるためですね?」
「そうです。広範囲攻撃魔法になると特に」
「ではコレをどう思いますか?」
リコは指先を揺らして炎を操る。
「火の魔法。よくできています」
「そう、コレは火です。でもコレ、何も燃やさないんですよ」
「え!?」
リコは炎に紙を近づける。
「! 燃えない!」
バコニーが驚く。
「〈イリュージョン〉?」
「あ、そうゆうのもあるんだ? イリュージョンは何属性ですか?」
「闇属性です」
「じゃぁ違いますね。これは火属性です」
そう言って、前に作ったランタンを取り出すと魔力を流して火を灯す。
「コレは火の魔石で作った魔道具ですよ」
「みた事が無いです」
「っえ!?」
「こんな魔道具はみたことがないです」
「え〜、ろうそく? とか」
「ロウソク?」
リコは蜜蝋から作った蝋燭を出してマッチで火をつける。
「みた事が無いです」
「え!? んじゃ皆んなの家とか灯りどうしてるんですか?」
「ライトの魔石を使います。光属性の発光する魔法と魔石です」
「あれ? そう言えば光属性の魔石ってあまりみた事ないかも?」
「はい。ズンダで周辺には光属性の魔石をドロップするモンスターは少ない。いない?」
「みんなどうしているの?」
「神殿が、、、リコ? どうした? 痒いの? 痒いですか?」
リコは、神殿と聞いて鼻の頭にシワを寄せた。
「なんでも無いです」
「神殿が他の街の神殿から集めて皆に売ります」
「やっぱり売ってるんだ」
リコは両手で鼻のシワを伸ばしながら話す。
「[ライト]はとても大事です。でも“灯り”が火の魔石でも作れるなら[ライト]じゃなくても良く無いですか?」
リコの言い分にバコニーは驚く。
「燃える心配が無いなら、凄く良い事だと思います」
「触ってみますか?」
「触れるのですね?」
「そう。〈灯火〉そうゆう魔法 だから。火がなぜ燃えているのか理解できれば、誰にでもできる魔法です」
リコが手のひらを上に向けて炎を作るがこれは〈灯火〉だ。
バコニーがそこにゆっくり手を入れ手を動かすと炎も揺らめく。
「凄い。ほんのり温かいぐらいです。凄い。どうなっているんだろう。見たい」
「フフフこんなこともできますよ〜」
リコは指先に小さな炎を出すと「えい!」とバコニーに当てる。
火はパッと花火のように散って霧散する。
【錬金錬成】を駆使して極少量の金属を生成すると、小さな光だけの打ち上げ花火を作る。
自分の黒い服を背景に小さな花火大会を繰り広げてみせた。
「凄い。キレイ。リコ、凄い。凄い魔法使いだ」
「フフフ〈花火〉素敵〜キレイですね」
ランタンもライトも消して今度は天井目掛けて小さな花火を飛ばす。
コレはあとでリュコスにも見せてあげよう。要塞壁は発光しているので、輝きは半減するが、その問題もどうにかしたいな。リコがそう思ったとき、見上げていた天井を遮り黒い影が覆い被さった。
「リコ、許可が欲しい。ください」
ベットに膝立ちになったバコニーに、顔を両手で包み込むようにつかまれている。
「な、なんの許可ですか?」
ガーネットの瞳に吸い込まれそう。リコは、顔が近い顔が近い。と動揺しつつも質問した。
「なんの許可? わかりません。でも許可が欲しいです。ください」
「許可できません」
「なぜ?」
「なんの許可かわからないからです」
「なんの許可だろう? 今すぐリコを食べたい!」
「許可できるわけがない!?」
リコが叫ぶと、周囲のマナがグラリと揺れる。
ドン! ガン! ガゴン!!
部屋の外で物凄い音が鳴る。
バコニーがナイフを抜いてリコの前に立ち構える。
「なに!?」
「見てきます。リコ、ここから出ないで」
「絶対に一緒に行きます!」
リコは結界を張ってバコニーの背中に立つ。
「先を走り出さないのは譲歩です」
バコニーは仕方なく、武器を構えたままゆっくり慎重にセーフルームを出る。「あ、バコニー様裸足だ」と、リコが目線を下に向けると
「ハナレロ」
通路では、凄まじい〈威圧〉を放ってリュコスが立っていた。
「リュコス!? 何やってんの!?」
リュコスの声に顔を上げると、色々ボロボロで怪我もしているようだ。
リコは思わず駆け寄って「〈治療〉〈回復〉〈復元〉」をかける。
[形状記憶]の付与で〈復元〉をかけると、共布いらずで服がみるみる直る様に、ついてきたバコニーが驚いた顔で2人を見つめていた。
リコの〈結界〉の中に入ったせいか、我に返ったリュコスが「リコ様! 大丈夫ですか!? 何があったのですか!?」いつものリュコスのように聞く。
「なんでもないよ? バコニー様に魔法の事を色々教えてもらっていただけ。リュコスの方こそどうしたの? 大丈夫!? 何かトラブル?」
「いえ、俺の方もオベント様に、戦闘についてご教授いただいておりました」
そう言って俯いた。
「やれやれ、リコ殿、回復させてしまいましたな? もうちっと追い込むはずでしたのに」
オベントが後からやってくる。
「それにしても」オベントの目線の先、ボス部屋の前には壊れた扉が散らかっている。
「リュコス殿が急に扉を壊して外に出てしまいましてな?」
「え、なんで!? あ、ごめんなさい。ちょっとびっくりしただけ。直す直す。大丈夫。問題ない」
リコは自分が動揺したせいで。と理解して、ドアを直そうと、小走りで扉に走り寄る。
「あ、リコ様! 待っ」
オベントは、自分を通り過ぎるリコをスルーして何も言わず、間に合わなかったリュコスを薄目で見た。
部屋からは4体のゴーレムが出ようとしていた。
リコが「あ、まだいたんだ? 【錬金錬成】」と、ゴーレムを石レンガと金に変えたが、それは一瞬で消えた。
[金塊 ドロップしました]
[錬金術師の手記 ドロップしました]
[魔石 ドロップしました]
「あ、やっぱりドロップ品に変わっちゃったか。そううまくはいかないなぁ」
リコはそう言って【錬金錬成】であっという間に扉を直すと、何度か開け閉めして、中の様子を確認しつつ、ドロップ品を【収納】して、3人の元へ戻った。
「なんかバコニー様お腹空いてるみたいだし、このタイミングで夕飯にしちゃいますか?」
3人の驚愕の表情をよそに、リコは穏やかな笑みを向けた。




