ゴウの過去
今回はゴウの過去です。彼女とどう絡ませるか悩みました……。
ゴウは野球の試合で怪我をしてしまった。
「あー……これは治るか分からないね……」
入院していた都内の大きな病院で、桜色の髪の女医にそう診断された。ゴウはショックを受けたが、
「ちょっと待ってね、私の知り合いで君の怪我を治せる人がいるの」
そう言われ、彼は目を丸くする。彼女はニコリと笑って、
「その子は医者じゃないんだけど、不思議な力を持っていてね。もしかしたら来てくれるかも」
そう言って、彼女は電話をかけた。
数十分後、やってきたのは茶髪の中学生。
「どうしたんですか?ユキナさん」
「実は……」
女医が彼女に説明すると、「なるほど」と悩み、
「分かりました、スポーツ選手は身体が資本ですもんね」
そう言って、彼女はカッターで自分の指を切った。それに驚いたが、彼女の血がゴウの身体に落ちると光が満ちた。
気付けば、ゴウの怪我は治っていた。しばらくは入院して様子を見るが、大丈夫だろうと言われた。
「このことは秘密にしていてね」
女医にそう言われ、ゴウは頷く。
しかし、なぜ治ったのだろうか?女医は「不思議な力を持っている」と言っていたが……。
それに、同意書を書いた後にここに転院したことも気になる。まるでこうなることが分かっていたように……。




