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ひつまぶし

作者: 白坂ふらう

「私たち別れましょう」


「なんでだよぉぉぉぉぉ!!」



会社で上司からいびられ、疲れて家に帰ってきた俺を出迎えたのは初めてできた彼女からの別れの言葉だった。

俺が何をしたというのだろう。

消えてしまいたい。


俺は死んだ。


ーfinー













「⋯あれ? ここは⋯」


「残念ながらお前さんは死んでしまった」


「あがごががごかがががが」


俺は死んだ。



ーfinー












「あれ⋯ここは⋯?」


「残念ながらお前さんは死んでしまった」


「あごごごががががががごががががが⋯⋯⋯が?」


俺は、生きている。


「お前さんを生き返らせて元の世界に送り返してやろう」


「なんでだよぉぉぉぉぉ!!」


俺は死んだ。



ーfinー

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― 新着の感想 ―
[一言] 現代に戻る? 二回死んでるからループ? 気になりますね
[良い点] 俺は死んだ。 ーfinー [気になる点] もっと死んで欲しかった [一言] 続き気になる!
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