向井と安井と根岸と他……
ゴーストの住処には、救助されたプレイヤーが多く集まっていた。
安井もその場にいるのだが、安井は死んでたどり着いた訳ではない。竹内の支援にて、NPCを遠隔操作して、ログインしていた。
安井は死んだプレイヤー達から麻薬密売の情報を引き出す為にここにいる。
安井はゴーストに、プレイヤー達の心を読んで貰い、情報を引き出した。
その際、ゴーストは根岸から、強い神々しい気配(神に似せた魂の作用)を受け取った。テレパシーにて根岸の記憶を解読して、根岸が清十郎や自分の事、あらゆる事を知っているのに驚いた。
ゲーム内でイレギュラーな存在であることを知り、また気配の神々しさから神である可能性を信じた。
根岸はモンスターたちと同じように空腹を感じていて、それに伴い衰弱していた。
試しにゴーストは自分たちの餌を根岸に与えた。
根岸はネズミ型のモンスターを食べた。しかし、根岸は衰弱していくだけだった。
根岸は死ぬ前に遺言を残した。
「来世、生まれ変わったら、また同じようなオーラを、発すると思うから、その時は、また見つけて下さい」
根岸は死んだ。
根岸の魂が浮遊する。
魂は放置していると、いずれ消える。
根岸の説では黒幕の宇宙人が回収した結果、消えるのだという。「もしかしたら、魂を握り締めていると、魂がテレポートする影響を受けて、握ってた人は黒幕の居場所に連れてってくれるかもしれない。黒幕に会いたい人はお試しあれ」
率先して、手を上げたのは向井だった。
向井と手を繋いだ人間もテレポートの影響を受けるかも知れない。好奇心あるプレイヤー達が向井と手を繋ぐ。安井はプログラムキャラを使ってるので、安全は保証されているから、安井も手を繋いだ。
かくして、安井と向井とその他大勢が、好奇心で宇宙の独裁者の元へと飛んだ……
結論から言うと、飛んだ瞬間から、安井のキャラは分解され崩壊してしまった。向井を含めたプレイヤー達も魂の通り道にサイズが合わずに、バラバラに砕け散って吸い込まれた。
黒幕は、その魂をどんな器に入れようか迷った。
黒幕は悩んだ、悩んだ挙句に決めたのは
「さっちゃん」である
小学生にも関わらず、ホストに小便を口移しで飲せようとするそのセンス、、どうなるか見てみたい。




