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大会開催







ー大会開始ー


プレイヤー同士の対戦会場は異次元世界の特別な都市にで開催される


格差社会とも言えるかもしれないが、普段は政財界のVIPプレイヤーだけが、入国を許可された惑星都市がある。

大会期間だけ、コロシアムが一般公開されて、金持ち共が特等席でゲームでの対戦を見る。


大会期間外で一般が入る場合は特別な入国審査が必要で、メーカー側が用意したシステム管理者(リドナー)の権限で脳内情報を読み取られ分析される。前科はあるのか、犯罪者予備なのかを心のレベルで審査され、基準を満たせないと、入国を却下される。

また入国しても常に脳内はリドナーに監視され続ける。


そんなVIPな街で、大会が1年に一度、行われる。賞金総額はなんと1000億を超える。


世界中から参加者が集まるこの大会に、なんやかんやと清十郎と竹内も参加を希望した。



「まさかこんなすごい大会とは思わなかったな」

清十郎は学生時代の剣道大会のようなものを想像していたが、完全に裏切られた。



大会種目はバトルロワイヤルで、一斉に乱戦なる戦争やって、生き残った者がトーナメントに出られる




寺井

「清十郎さん、バトルロワイヤルは何もしないのが重要です。剣道の様にその場からあまり動かず守りに徹して、反撃の、機会を伺うことです。」


清十郎は何となく分かった。

やられてないのにこっちから、攻撃を仕掛けるのは怨まれて喧嘩状態になり、周りのプレイヤーが見えにくくなる。

死角が増え、バッサリ後ろから殺られる。いわゆる戦国時代の(いくさ)と同じである。逃げたら弱いと判断され集中して襲われ、身ぐるみを剥がされてしまう。

寺井達から借りた装備を返す為にも無様に負ける訳にはいかない


清十郎には予め戦闘前に魔法をかけてステータスを向上させる。魔法に対するバリア、及び跳ね返す魔法をかける。テレポートでバリアの内側に侵入してくる敵、及び攻撃には、こちらもテレポートで対応して逃げる。

清十郎は反射神経特訓をしてないので、戦って勝つことは考えてない。バトルロワイヤルで生き残ってるだけで、賞金が手に入る制度なので、取り敢えず生き残りを頑張ってみる。




竹内も安井も清十郎と同じで特訓した訳ではないので、似たような戦術になる。安井に関しては青魔道士の能力「モンスターの技を吸収して覚える」が、あるので、要所でモンスターのワザを使う青魔道士の攻撃を受けに行くのがお得だ。



他、寺井とナギ、スルメイカの池内とは同盟を組み協力しあう。

基本は皆で、ゴーストの近くで待機する戦術である。ゴーストが10秒先の未来を予言してメンバーに伝えるのだ。


このバトルロワイヤルでは、

リングが内側に収縮して時間と共に逃げ場がなくなる。



戦闘開始前に前回の優勝者へのインタビューがある


司会者がインタビューした

「いやはや、前回の戦いは華麗な突きが栄えましたけど、今回も見せていただけるのでしょうか、藤井選手」


藤井という選手について、思い出すことがある


竹内

「さっちゃんが教えてくれたアカウントの人だ」


そう、あのホスト大好きさっちゃんが教えてくれた人だ。

さっちゃんが今どうしてるか、少しだけ販売サイトを見てみた。

新しいホストドールが開発されている。マニアックプレイの18 禁向け商品で、(あるじ)が生み出す擬似小便をホストが口に含んで、ホスト仲間たちと口移し交換し合うエロス仕様。価格はちょっと高めの2500円

ところで、さっちゃんは税金対策はしているのだろうか、税務署からの警告が来る前に教えてあげないと



藤井は高らか手を振ってる


たしか職業は自宅警備員(引きこもり)だったはず、随分と人前で堂々としていらっしゃる。

最近はやりのプチニートみたいなものか?


前回の優勝で賞金200億だから、清十郎の息子であるはずがないな。最初レイピア使いと聞いて

まさか、とは思っけどね。流石に、そのあからさまなフラグはリアリティーがないから!









》視点 吉月清一《



彼は重度の引きこもりで、ゲーム世界ですら、友達を作れずに引きこもっている。大会には参加はしているがソロプレイヤーである。


彼自身、ソロプレイが不利なのは知っているが、だからこそ勝つと強い優越感に浸れる。その快楽から成功していったのが藤井であり、つまり吉月清一は藤井のファンでもある。

藤井もソロプレイヤーとして大会を勝ち抜いた。ソロプレイヤーの唯一の利点が、目立ちに難いことにある。

清十郎チームのような共闘タイプは、確かに確実に生き残れるが、集団でたむろしているから目立ちやすく、結果的に多くの攻撃を受けてしまう。


ソロプレイヤーとして、一旗揚げたい吉月は過去の藤井の戦闘を徹底的に分析した。その為、職業も西洋騎士レイピア使いに変えたし、未来予知等のスキルも持てるだけ、持ってきた。

練習の過程で藤井の行動分析をしていて、不思議に思ったのは、大した動きでもないのに、突いた場所に、たまたま敵がいるという状況が多かったこと。


今回のロワイヤルでも藤井に似たような事が起きていて、まるで未来予知以上の、何か物凄いアドバンテージを、隠しているのではないか。

例えば実在しないとされてる魔法、人の心を操作する洗脳魔法等があったりして……








《清十郎視点》


清十郎たちは確実に生き残っていた。


ゴーストが未来予知10秒を皆で共有したのが、大きく戦況を有利に進ませた。魔法陣を使った広範囲の魔法攻撃も、当たる前にテレポートで逃げれてしまう。

予選落ちありえない。

そんな時、どこからともなく、剣が飛んできた。清十郎の魔法バリアを突き破っていく勢いで、池内がバリア魔法を重ねがけしている。


池内から清十郎に通信がはいる。


「清十郎、今のうちにテレポートで逃げて」

清十郎もそのつもりだった。しかし、テレポートが使えない。魔力が足りないとかでなく、テレポートそのもが発動しない。


(このゲーム、万が一死んだとしてもリアルで死ぬなんてことはない)


清十郎は前回のストーリーでの恐怖記憶がある。死んだら本当に死ぬかもしれないという思いに囚われていて、死んでも大丈夫だと自分に言い聞かせる癖がついていた。その癖は死にそうになったら、ついログアウトに手が伸びてしまう癖でもある



大丈夫だと言い聞かせながら、


清十郎を守っていたバリアを


剣が貫いた。

清十郎がテレポートに失敗して、バリアが、破壊され剣が体を貫いた。

ゲーオーバーしたかと思いきや、清十郎の体にダメージは一切なかった。剣も体をすり抜けた。


もしや、飛んできた剣はゴーストが使うような幻覚攻撃であり、飛んできた剣はただの映像で、バリア破壊は剣とは違う力で破壊されたのか?









ー藤井視点ー


あれ? 今さっき確かに清十郎というプレイヤーに刺さった筈なんだが……


もう1回やってみるか



ー清十郎視点ー


池内は破壊された清十郎のバリアを再生成していた。そこへまた、どこからともなく、剣が飛んできた。バリアをドリルみたいに刃先が削り取る。進む剣。

池内はバリアが破壊されない様に魔力を込める


「どうしたの清十郎、なぜテレポートしない?」


『さっきから、やっているけど出来ないんだ。MPはあるのに』


誰かが清十郎が魔法を使えない様に妨害魔法をかけているが、誰がしているのかメンバーには判らなかった。

池内は清十郎の手を掴んで一緒にテレポートで逃げた。



ー藤井視点ー


今度はテレポートされたか。

しかし、どういうカラクリなのか、

藤井はプレイヤー清十郎の座標を調べ、もう一度剣を飛ばした


ー池内視点ー

(やばいな、あのレイピア攻撃は前回優勝者のものかもしれない。集中して狙われたら厄介だ。)


池内はこの試合で実験的魔法を清十郎にかけていた。

池内は、清十郎の身体の至るところに魔法陣を書いている。魔法陣は普通の魔法とは違い、大がかりな魔法が使える。しかし、体だと書ける面積が小さい為、魔法陣の抗力も小さくなる。


池内は【最強武器が作れるだろう金持ち上級プレイヤー】に

狙われた場合の対策として、魔法陣を小さなテレポートスポットにした。急所の心臓に魔法陣を書いていて、そこに剣が触れたら、自宅(プライベートルーム)に 転送する様にした。勿論、清十郎の防御機能を、引き上げる為である。しかし、まさか金持ちがカネに頼って作った高価な剣が自宅にプレゼントされるなんて、思いもよらない。

池内は、ほくそ笑みながら清十郎にバリアを張っていた。

その時また清十郎めがけて剣が飛んできた。。バリアをかんばって張る健気な女を演じる池内。

しかし、魔法陣は完璧ではない。書けてない 部位(隙間)も、多くあり、そこに剣が当たれば清十郎は即ゲーオーバーだ。


剣が魔法陣から逸れて当たりそうならテレポートさせよう。ゴーストの予知能力もあるし完璧だ。


そうこうしてるうちに、またも高価な剣が一本、池内宅に届くのであったー




ー藤井視点ー


なるほど、そういうことか。

陣と陣の隙間なら良いのか

なら剣で直接攻撃するまでだな


ー清十郎視点ー

いきなり藤井が目の前に現れる。テレポートして来たのた。

「さっき飛ばした剣返してくれる? 返してくれたら命、見逃してあげる。」

何のことだか分からない清十郎、知っているのは池内だ。

「しょうがないな」藤井はそういうと、魔法で小さなロボットを召喚し、陣の中へ取りに向かわせた。見た目が巨大ムカデのロボットなので清十郎は恐怖する。

清十郎は心臓に向かって入ってくる巨大ムカデロボットを振り払おうとするが、いつのまにか呪縛魔法がかけられて動けない。

剣を取り出され清十郎は斬られる


ゴーストの未来予知が、ここまでの流れを予知した。

藤井がテレポートしてくる前にテレポートで、逃げる事を提案した。

それ以降は清十郎と藤井の鬼ごっこ的なテレポート合戦になる。

魔力が先に尽きるのは清十郎だから、このままたどゲーオーバーは避けられない。ゴーストはメンバーにそう報告した。


メンバーにとっては清十郎一人を見捨てれば済む問題だ、藤井に狙われたのは運がなかったと諦めよう。

誰も助けてくれない清十郎。ゴーストは助けたい気持ちはあれど、死んだら消えてしまうキャラなので命は大事にしたい。やばくなったらリングの外に逃げるつもりだ






》吉月清一視点《

藤井を観察していた吉月は、清十郎というプレイヤーと何があったか大体察しがついた。

この気に乗じて藤井を狙うつもり。

攻撃の、タイミングはテレポート合戦が終わった瞬間、テレポートで近寄り呪縛魔法で捕獲する。未来予知(5秒)にて成功する光景が見えたとき行動する。





ー藤井視点ー


5秒後にテレポート合戦が終了する

7秒後に吉月というプレイヤーが呪縛魔法を、ぶつけてくる未来が見える。

返り討ちにしようと振り返ると

その瞬間に寺井がテレポートアタックで心臓を突き刺してくるので

こちらもテレポートで避けた直後、こちらもテレポートアタックで心臓を突き刺す……

8秒目で、その周囲のプレイヤーを皆殺しにして

9秒目から、清十郎から武器を回収していき

回収したら清十郎を突き刺そう




》清十郎視点《

テレポート合戦が終了した瞬間、藤井が呪縛魔法をかけてきて清十郎が追い詰めらる予定。ゴーストが教えたくれた予知を参考にするなら、清十郎がすべきことは、ゴーストに頼んで清十郎そっくりな幻影とその周囲の景色を作りだすこと。清十郎はテレポート合戦を終了する場所にゴーストに幻影を置かせ、幻影の景色を盾して隠れ、9秒目に景色の中から藤井を攻撃するつもり。




ー藤井視点ー


未来予知とは一番長く未来を予知できる者の行動が優先して成功する。吉月清一が5秒先まで未来予知が出来たとして、勝つ未来が見えた前提で襲ってくる。私が吉月清一より先を見据えて返り討ちにする未来だったとしても、吉月清一には私に勝った未来が先んじて見えるので私が彼を返り討ちにするのは確定される


問題は寺井というプレイヤーが襲ってこない未来へ書き換わった事。予定調和にらならないということは9秒を超えて未来予知がてきる者が寺井の近くに居るのかもしれない…


逃げるべきか、それとも予定どおり清一と周辺を攻撃すべきか


判断に迷う藤井はとりあえず、標的(ターゲット)にされない様に動き回り、寺井、吉月清一、他、周辺のプレイヤーを皆殺しにして、清十郎に9秒目でたどり着いた。ムカデロボットを召喚しようとした瞬間、藤井は自分の喉に槍が刺さってることに気付いた。





藤井のHPが0に向かって突き進む。藤井はすぐさま回復魔法を使い、応急処置をしている。槍を抜いても抜かなくてもダメージからは逃れられない。しかし槍を抜きつつ、回復魔法を連続がけするなら、助かる

槍を抜こうとテレポートで上空に飛ぶも、槍と清十郎がセットでついてくる。藤井は爆発の魔法を使い、清十郎を吹き飛ばし、槍を抜いた。

藤井は槍が刺さってる間に回復魔法を使い過ぎてMPが無くなった。

それ以降、戦闘が消極的になり……


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レビューは、お勧めする内容でなくとも全く構いません。お勧めできない理由や、ここがツマラナイ等なんでも構いません。 否定してこそ、新たな創造が生まれると思っているので
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