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ドラゴン退治からゲームが再開される

息子の引きこもりを解決の為に始めたゲームだが、再ログインするともう一度新しいストーリーが始まるそうで、今度こそ本当の息子に出会える可能性があるそう。


清十郎がゲーム内で実際に出会っていたプレイヤーは竹内と他、街で出会った複数の人物だった。 竹内と街で出会った複数の人物との会話や経験は失っていない。再ログインすると引き継げる。よって、竹内とは1から知り合う必要は無い。竹内は魔法図書館にて、清十郎の帰りを待っている状態である。

ログイン後、ドラゴン退治のイベントが始まる。ドラゴン退治ではメンバーは裏切ってくるか否かは清十郎の潜在意識次第である。

清十郎は息子に対して【実は正義感溢れる存在であってほしい】願望があったから、ストーリーがそうなるように、プログラム修正されたのである。同じような願望を清十郎が持ちつづけるなら、今後も同じようなストーリー展開になるかもしれない。



「なるほど」

ログイン直後、

ナビゲーションシステムが清十郎にそう教えてくれた。

清十郎は気を取り直し、ドラゴン退治に出かけた。








「ドラゴン退治は魔法のマントが必須だけと、ちゃんと装備してるよね?」


清十郎は、息子の手掛かりを一緒に探してもらうことを条件に、魔法武具の成長をお手伝いするためドラゴン退治(魔力の回収)に向かう最中だった。

前回は痛み止めアイテムを使い、ドラゴン退治に向かう道中、メンバーに裏切られてボコボコにされ魔法のマントをはぎ取られた。そこに息子(清十郎の願望が生み出した)が現れて助けてくれた。








「じゃあ、このアイテムたちを装備して」


清十郎は前回とは違うプレイヤーの光景に、困惑するものの、言われるがまま従っていた。


「このアイテムは魔法マントの力を引き出してパワーアップさせる。他のアイテムは耐久性の高い武器防具だから、これでいくよ」


前回はこのような会話は無かった。新鮮である。ところで

「魔法は使わないのかな?」



「このゲームはモンスター相手に魔法つかっても、殆ど効果がない。プレイヤーを支援する魔法は効果あるけど、」



ネットを調べると、確かにそのような説明が書いてある。このプレイヤーは嘘をついてない。

清十郎は試してみた。このプレイヤーの人柄について調べたい。

「せんせー! じゃあ、何の為に攻撃魔法があるんですか?」



先生と呼ぶとプレイヤーは頬を染めて照れた。照れながらも、教えてくれた。


「対人戦で威力を発揮します。」


「たいじん? せんせー!それどう言う意味ですか?」


清十郎は初心者になりきっている。プレイヤーは、面倒がることも、嫌がることもなく、語り始めた。


「魔法のマントを使わないでプレイヤー同士でバトルしたり、バトルロイヤルでも魔法の真価が発揮される……」


既に清十郎も知っている内容を語ってくれる照れるプレイヤー、そこに被さるようにメンバーの一人が

「お嬢様! あまり説明に時間を費やしては宿題をなさる時間が……」


お嬢様? どこかの姫様的な設定なのか? もしかしてプレイヤーではなく、ゲームのプログラムが生み出した擬人かもしれない。

確認する方法は……


わからない。


これ以上、考えていても仕方がないので先に進もう。

「ありがとうございます。あとは自分で調べるので大丈夫です。では、皆さん行きましょう」





ドラゴンは第5銀河の辺境惑星に生息している。

メンバーに魔法使いがいて、みんなをテレポートでその惑星に飛ばした。


ドラゴンが生息する土地は空が赤色でマグマや火山活動が活発だ。


メンバーは手分けしてドラゴンを探す。

マントで空を飛びながら探す。


道中、プレイヤー同士のオンライン通信で軽い自己紹介が行われた。



「わたしは、ナギ、戦士なので前線はまかせてな」

メンバーのリーダーはナギという名前だ。先程、照れながらも質問に丁寧に答えてくれた。ナギは園児の頃からネトゲVRはまり、今やってるゲームも、どはまりしている。好きな食べ物は饅頭で、嫌いなものはロリコンオタク


ナギは屈強な男キャラを選択している。男性からのナンパがウザイから男に扮して偽装しているらしい

職業は戦士、使える武器の種類が多いのが特徴




「寺井といいます。ナギお嬢様のお供をさせて頂いています」

寺井というプレイヤーはナギの保護者兼召使いらしい。ナギはメイドが雇えるような、どこかの裕福な家庭育ちなのだろう。

キャラデザインは現代風の女子高生で

職業は魔法剣士




「……池内といいます」

見た目がスルメイカデザイン。一度見たら忘れられない。池内プレイヤーは今は外国にいて、ナギや寺井とは腐れ縁があるそう。年齢不詳で職業は魔法使い



ナギ、寺井、池内の自己紹介がおわり

一方その頃、竹内はどうしていたかというと


ゴーストと一緒にいた。


竹内もゴーストもドラゴンが怖いので図書館で清十郎の帰りを待っていたのだが、竹内が実験で唱えた魔法の影響で、一時的にゴーストが見えるようになっていた。ゴーストは清十郎との約束で、「戦いを有利にする為、人に存在がバレてはいけないから、無闇に他人を さわってはいけない」と言われていたので、竹内から逃げ回っていた。

竹内は、触っていけない理由をゴーストからのテレパシーから読み取り、「触ってはいけなくても、触られるのはいいのでは?」と説得して、ゴーストを触りまくっていた。

ゴーストは感情に合わせて硬さか変わるらしく、いやされてると、もふもふになる。怒ったりして戦闘体制になると、硬くなり、攻撃力が増すらしい。

ちなみに

清十郎より竹内といる方がゴーストはより、もふもふに なるみたい。









ドラゴン退治は宇宙が爆発する程の(スピード)の衝突だった。特殊な仕組みが働いている惑星で宇宙(惑星の外)には影響を与えないようで





「ただいま」


清十郎たちがドラゴン退治を終えて戻ってきた。


屈強な男キャラのナギ(性別女年齢12)

「いやー爽快な戦いだったぁ、やっぱりドラゴン相手だと遠慮しなくていいから良いね」


池内スルメイカ(年齢性別不詳)

「ほんと、それ、あの迫力満点は、何回戦っても飽きんわー」



ナギ

「ほんとそれ!もう1回戦いたいわ」


池内

「もういっちょ、いきますか!」


ナギ

「(*-`ω´-)9 ヨッシャァ!! 行きましょう!



池内

(`・∀・)ノイェ-イ!」



ナギ

「いくぜ! 野郎ども!!」



「お嬢様! そろそろ宿題の方を」

女子高生メイドの寺井(年齢17)が言った



ナギ

「あ、そうだった! すっかり忘れてた。


リーダーキャラのナギは慌てながら

「じゃあ、みんなお疲れ! 清十郎さん、手伝ってくれてありがとう。じゃ、先に落ちるネ~(*ˊ˘ˋ*)♪バイバイ!」






リーダーのナギがログアウトしたあと、残ったメンバーたちはアイテム「ドラゴンの血」から魔力を抽出しないといけないとかで…


魔法使いの池内と魔法剣士寺井が呪文を唱えはじめた。見えない魔力がエネルギーの波の形を作りオーラが発生、剣と防具に注がれていく



元々透明感あった防具が完全に見えなくなったかと思うと黒色になった。剣の方も同じく透けて見えなくなってから、黒剣になった。


黒剣を魔法剣士の寺井が持つと、剣は透明になり見えなくなった。

見えない武器は罠に使ったり投げたりするのだそうで、防具は装備すると全身が透明化するのだそう


「このアイテム使ってプレイヤー同士な大会をやるんですよね?」

清十郎は話題探しのため、事前にネットで調ていた知識をテキトーに投げてみた。

ちなみに大会優勝者には100億円の賞金もでるとかで、


寺井

「そうそう、、私もそれに出るつもり。清十郎さんも、どうです?」


清十郎

「わたしは初心者だから無理ですよー


寺井

「そんなことないない、ドラゴン退治のときも動が機敏だし武器裁き上手だったし、何かスポーツをしていらっしゃる?」


清十郎

「今はしてませんが、剣道をかなり本格的にやってた時代、あります」


清十郎は若い頃は県大会で上位に入る程の実力者だった。家にはトロフィーがいくつも飾られてて、息子の清一もそれで影響されて物心ついた頃から剣道をやっていた。大きな大会にも出る程の実力はあったが、高校に上がったら息子は剣道よりもフェンシングの方がモテるからと言い、あっさり剣道を捨ててしまった




寺井

「剣道ができるなら、大会ではかなり有利ですよ」


清十郎

「そうなんですか、魔法とかはいいんですか?」


寺井

「戦闘前に一通り補助魔法でステータス上げればいけますよ、長期戦覚悟ですけど」


清十郎

「魔法のこと、全くわからない」


寺井

「大会では戦闘前なら仲間が魔法で協力してもいいんです。私も池内さんにステータスアップ魔法してもらいます。良かったら、清十郎さんも一緒にやります?」


清十郎

「え? でも…」


池内

「私は構わないよ。試してみたい魔法もあるし」


清十郎

「大会にはゴーストは使えないんですか?」


池内

「ゴーストはプレイヤーとして扱われるから2人扱いされるね。ゴーストが一人で大会に出るのはありだけと」


清十郎は正直なところ、ゴーストの方が自分より強いと思っていた。大会に出るとしたら、ゴーストにやらせてみようかな。


竹内

「ゴーストちゃんが、出るなら、私も大会に出てみようかな」

竹内は幽霊を怖がっていたが、しかしゴーストの恐怖を克服した事で、恐怖に向きあう事に前向きになっている。


池内

「ゴーストを大会に出すならレベルアップを兼ねて幽霊屋敷のイベントに挑戦しといた方がいいかも」


清十郎

「そういえば街の広場の掲示板で、幽霊屋敷探索を協力してくれるプレイヤーを募集してました


池内

「幽霊屋敷のイベントはゴーストがいないとクリアできないからね」


清十郎

「そういば、竹内さん幽霊屋敷は大丈夫なんですか?


竹内

「ゴーストちゃんが行くなら私も行くわ」



寺井

「なら、いまから、皆で行ってみないかい? 少し暇あるし、池内さんも、行きませんか?」


池内

「二人のお邪魔をしても良いのかしら」


清十郎

「あの、私達はカップルとかではなく…」


池内

「引きこもりの息子さんを探す為にも人脈が必要なのでしょう? 私達がいたら、仲間を作るのに邪魔ではないかしら」




確かに、メンバーとの雑談に気を取られてたら、ほかのプレイヤーに話しかける時間がなくなる


寺井

「なら、こうしないかい? 」


寺井はそう言うと外に出て、持っている剣に魔法をかけて、地面に絵を書き始めた。魔法効果なのか書かれる線が光って目立つ。


寺井

「このゲームは不特定多数の見知らぬ人に一気にメッセージを送信するのは基本的にできないのだけど、こうして地面に字を書いて置けば、通りすがりが読んでくれる。地面に清十郎さんのIDと伝えたい事柄を書いておけば心当たりあるプレイヤーから連絡がくると思う。幽霊屋敷の入口あたりに書いとけば、良いんじゃないかしら」


そう言うと寺井は、書いた地面を光らせる魔法と、書いた地面が他人に消されない様にする魔法の使い方を教えてくれた。


寺井

「今はまだレベルが足りなくて使えないと思うけど、今回は私が代わりに書いてあげる」




とはいえ清十郎は、どう書いていいのか、分からなかった。

例えば通りすがりに、『引きこもりの子を持つ親からのメッセージです。、子がこのゲームにハマり部屋から出なくなりまりました。つきましては子の居場所について心当たりがある人はメッセージを下さい』

という文面を書いたとして、あまり深刻さ伝わらない。かと言って長々と説明を書いていても、読みにくいだろうし、最後まで読まれないかもしれない。

親の恥を世間に公表している様でカッコ悪い気もする


竹内

「地面に音声を残す事はできないのでしょうか、できれば動画なら良いのですが」


竹内は先程まで図書館で魔法の仕組みを勉強していた。理論的には可能であるので質問した。



寺井

「残念だけと、ちょっと前までその魔法は使えてたのだけと、業者の宣伝が横行してしまって、迷惑行為なるからとメーカーに禁止魔法に指定されてしまったわ。解禁するにはメーカーに交渉しないといけない」



竹内は諦め、そして考えていた。どういった文章がこの場合最適なのかを

読み手を疲れさせないで、飽きさせなきで、共感してもらえる文章について


寺井

「こんな文章はどうでしょうか」


『引きこもりの子を持っ親からのメッセージです。子がこのゲームにハマり部屋から出なくなりまりました。つきましては子の居場所について心当たりがある人はIDまでメッセージを下さい』


内容は清十郎が考えたのと似ていた。


寺井

「説明が長くなると読みにくいので、短くしました。この文面からだと、バカ親子の様な印象ですが、かえってその方が面白がられて覚えて貰いやすいのかなと。面白がられて口コミで広まって貰えれば、何もしなくても情報が集まるかもしれませんし」


書く内容が寺井案で決まりそうだったその時


一人の女性が突然背後に現れた。テレポートして来た様子で

「はじめまして、安井といいます。清十郎さんから、メッセージを頂いたんですけど……」


その女性は、清十郎と竹内と同じく、引き篭りの子供を探していて、街の掲示板で懸賞金をかけて情報提供者を募っていた。清十郎は、ここに来る前に、その女性にメッセージを送っていて、それでやってきたのだ。

女性は清十郎から、今の状況を聞いたあと

「良かったら、私も参加させて頂けないでしょうか」

安井はこのゲームで一年以上我が子を探していたが、手掛かり1つ見つけられなかった。それもそのはずで、プレイヤー人口が5000万人もの中で人探しするのは雲を掴むようなものだった。懸賞金を掛けたとはいえ、街の掲示板のデータベースは一万件以上あり、指名手配犯や行方不明者等の重い案件から、出合い系ビジネスのくだらない宣伝まで、さまざまあり、わざわざその中から安井の書き込んだ情報を見つけてくれる人は居ないのだという。見つけるのは、せいぜい同じ悩み持つ親くらいでーー


安井は当初、メッセージをくれた清十郎に対して、いかに人探しが徒労に終わってしまうのか説得しようと思っていたらしい。しかし、清十郎たちメンバーがゲームを楽しんでる話を聞いたら、今の現状、人生を楽しんでいない自分が虚しくなりー


安井は失望するストレスから逃れる様に幽霊探索という遊びに志願した。




「宜しければ地面に書くメッセージに『懸賞金最大1億』も付け加えて下さい」


安井はどこかの金持ちさん、なのだろう

金持ちの子が部屋に引きこもるとか、庭付きの豪邸一件分くらいの部屋なのかもしれない。












ー安井のデーター


職業 青魔道士

青魔道士のスキルは敵の技を受けるとその技を習得できる。派手な演出技が多く、人気ある職業だ。


安井の覚えた技は、ダンジョン初期で出会うゴースト得意の幻覚攻撃。幻で脅かし相手を怯ませる効果がある。


一年プレイヤーの先輩だが、息子探しばかり奔走していたから、それ以外の技は覚えていない。


プロフィールには、「東証一部上場社長の婦人が引きこもる息子を探してます」と書かれている


こんなプロフィールでは、息子さんに近づいた途端、正体がバレてしまうだろう。懸賞金目当で誰かが息子さんを見つけたとしても、近づけば気付いて逃げて、雲隠れするに違いない。


安井は、もしかしたら、アホなのかもしれない。

いや、もしかしなくても究極のアホなんだ。

清十郎は安井の事を温かい目で見守ることにした。











金持ち安井を加えて総勢5人メンバーで幽霊屋敷攻略に挑む事になった清十郎。

次回、幽霊屋敷編スタート


ドラゴン退治のシーンは面白いシーンが書けないのでカットしました。


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レビューは、お勧めする内容でなくとも全く構いません。お勧めできない理由や、ここがツマラナイ等なんでも構いません。 否定してこそ、新たな創造が生まれると思っているので
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