街を探索す父
やはり、困った人を助けるのがゲームの王道である。
街を探索中の清十郎たちは、ゲームの匂いを嗅ぎつけた
清十郎は大衆の集まりに気付いた。大衆は広場で求人広告見ていた。
人の頭が邪魔で見えない。仕方ないから公式サイトから情報を見る
気になるものを見つけた。
内容は、この世界で引きこもりの子供の探している、というものだった。他には魔法武具の開発手伝い。ドラゴン退治。ゴーストハントのいるパーティーを募集等々…
ゴーストハントのパーティー募集内容には、「森の中に幽霊屋敷があり、その屋敷の探索に能力を貸して欲しい。」と書かれている。面白そうだが、竹内は幽霊を怖がり絶対に嫌だという。
清十郎は何をするべきか思案していた。選択肢が多すぎて、どれを選んでいいのかわからない。
初心者でも可能な仕事をさがしていたら、一番簡単なのが「魔法武具開発のお手伝い」で、とりあえず、選択した。
魔法武具の手伝いに行く前に、引きこもりの子を探してるという人にメッセージを送っておいた。
内容は
自分たちと同じ境遇である同士であること、引きこもり同士がパートナーを組んでるかもしれないので、ひとり見つかれば、芋ずる式に見つかるかもしれない事。お互いに情報交換ができるかもしれないこと。情報収集の為に人脈を広げたいので、今から自分たちは魔法武具作成の手伝いに参加するので、良かったら御一緒しませんか? という内容を送った。
街の中には至る所にテレポートスポットがあり、目的地を念じると、その場所へ連れて行ってくれる。
知ってるダンジョンなら テレポートスポットから行ける。宇宙に散らばるダンジョンも場所さえ知っていればテレポートスポットから移動できる。つまりネットから場所の情報を得ておけばここから自由に行ける。
魔法武具作成の手伝い場所は街番号2883番地5にあり、清十郎と竹内はその番号を念じてテレポートした。
テレポートした先は図書館の様な場所だった。どうやら魔法書物がある図書館である。何処に行けばいいのか迷っていると、視界にナビゲーションシステムが起動した。ここに来る前に広告見てきた経緯をゲーム世界が自動的に判断し、何処に行けばいいか案内してくれる。案内を省いて、直接依頼主にテレポートもしてくれるらしい。
清十郎達は図書館内を見てみたいのでテレポートはしなかった。
書物には魔法の使い方が記されていて、呪文や魔法陣が掲載されてる。試しに唱えてみるが何も起こらない。MPが足りないらしく低レベル魔法をチョイスして使ってみる。燃やしたい場所を念じて唱えると発動する。
清十郎「ファイアー!」
活き良く書物が燃えたが、しばらくして書物は再生された。MPは5%程削られた。
素手より威力はあるだろうが
マントのチカラと比較すると地味であるし、マントがある限り戦いでは使わないだろう
「街の外で叫んでください。図書館では静かにしてください」
職員に叱られた清十郎
竹内さんは書物を数えてて、
「魔法の棚、ざっと6000冊です。1冊あたり50の魔法が書かれたとして、30万種類ありますね」
この世界では自由に魔法が作れるらしいから、これだけ増えたのかもしれないな
清十郎があれこれ考えていると、青年に声をかけられた
「君たちだよね? 手伝ってくれるのは?」
何故わかったのだろう?
青年「君たちにナビゲーション案内があるように、雇用主である僕らにもナビゲーションがあって、君たちのプロフィールと居場所を教えてくれるんだ」
清十郎と竹内の前に数人の関係者がいるようで、彼らにテーブルへと誘導される。
テーブルには武具と剣がおいてある。
その2つから霧状のオーラが伸びている。
オーラは関係者たちの手の平まで伸びていて
「武具と剣に手かざして祈ると魔法エネルギーが注入されるんだよ」
つまりMPを消費して、武具を成長させるそうで、プレイヤー一人のMPでは足りないから、他のプレイヤーに助けて貰う必要があったそう
「この武具特製はステルス機能があり、意のままに装備者を透明化できるのだけど、一定量の魔力が必要なんだ。誰かの魔力でもいいし、モンスターから奪い取った魔力でもいい。手を貸してくれたら6000ギニを支払うよ。」




