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第二回

不確定な情報ですが、ご勘弁を……。

 いやぁ、酷い。酷すぎる。

 実はこの前自分の連載小説の次話投稿を終え、『更新された連載中小説』の欄に自分の小説が載るのを待っていたところ先の話に出した例のTwitterの方の小説をたまたま見かけたので、どうせ載るまで暫くあるし暇つぶしがてらにと読んでみたのだ。

 端的に言わせてもらうと、酷い。その一言に尽きた。

 その方のプロフィールを見るとどうやらプロの作家になりたい学生さんのようだ。それは別にどうだっていいのだが、暇つぶしがてらに読んだその一話には基本的な小説の決まりごとがしっかりと遂行されていなかったのだ。

 全て取り上げていくと切りがない上にやや可哀想なので一つだけにしよう。書店で売られているような小説を読んでいる方ならばわかると思うが『?』や『!』などの後ろは一マス空けるのはお約束である。

 だが悲しいかな、その小説にはそういった基本的なことができていなかった。にもかかわらず文章評価は五百越え。

 まさに私の危惧していた事が目の前に起こっているではないか。

 最早評価も糞もへったくれもない。

 ついでに感想欄も覗いてみると案の定文法などの指摘は一切無く、(言葉は悪いが)ただの馴れ合い広場と化していた。

 失礼な言い方をするがあんな小説の評価が四千以上だなんてとても信じられるものではなかった。これも偉大な相互評価による賜物だろう。実に素晴らしい。類は友を呼ぶ、と言ったところか。嗚呼、やはり先人の残した言葉は的確だ。


 この作品を執筆しているのが私なもので少しばかり愚痴のような攻撃的な前置きになってしまったのだが許してほしい。

 さて、それでは前回の予告通りに効果的な宣伝についての話をしていきたいと思うわけなのだが、実は今回私が言わんとしていることは既に先の前置きの中に登場していたことにお気づきになっただろうか。

 そう、それは小説家になろうのサイトトップページ下部にある更新された連載中小説欄だ。あれほど手軽かつ集客効果のある宣伝場所はそうそうないだろう。

 今一度その欄について説明しておこう。

 連載中の小説を更新、つまり次話の投稿をするとその更新された連載中小説という欄に新着順に掲載されるのだ。

 次話投稿後、その欄に自分の小説が掲載されるのを確認するのが私のちょっとした習慣でもある。見ると妙に嬉しくなるのだ。数の大小は分からないが私以外にもそういったことをする人間が少なからずいるだろう。登録者数は七十万人を超えているのだ。誰かしら見ているはずだ。

 そこで私は更新された連載中小説の欄に載った時のPV数の調査をすることにした。


 先ず普通に連載中小説の次話を投稿し、様子を見る。

 しばらくたったら先程投稿した内容をコピーし、再び投稿してダブっている2つの話の古い方を消去するという事をした。


 結果、時間帯によってバラツキはあったものの、見事二回ともPV数は跳ね上がるように増えていた。後日ユニーク数で確認したところ、コピーし再び投稿した時のほうが新規の読者が増えていた。

 やはりあの欄に宣伝効果はあるようだ。

 その後も次話投稿する度に何度かやってみたのだがありがたいことに更新した時全てでPV数が増えていることが確認できた。

 そしてもう一つ、更新した際のPV数の伸びは日によって左右されることがわかった。

 先日の祝日の日、その日は次話がまだ書き終えていなかったのでその時の最新の話を例にならって更新してみた。すると新話でないのにもかかわらずPV数は今回の実験の中で一番の伸びを記録したのだった。


 今回の調査のおかげで新規読者が増え、お気に入り登録数が増えるという現象も起こった。本当にありがたい話だ。

 だが、もしかしたらこの方法もどこか私の把握できていない所で迷惑を被っている方がいるかもしれない。その是非を把握できるよう今後も調査を慎重に続けて行きたいと思う。



 一口に『宣伝』と言ってもその方法は多数存在する。前話で述べたように手当り次第に貴方の小説も評価するからお願い読んで! と他人に押し売る様に頼み込む方法もあれば、今回のようにより大勢の人の目に留まるよう工夫し、題名で興味を持ってくれた人が読んでくれるといった宣伝の仕方もある。

 よりポイントに直結する方法はどちらかと訊かれたならばそれは間違いなく前者だろう。なにしろ読み手にリターンがあるのだから。

 私がこの作品を書くにあたって最も伝えたいことをここで言わせてもらおう。

 アントワーヌさん作の『星の王子さま』という作品にこんな言葉が出てくる


 『本当に大切なものは、目に見えるものではない』


 まさにその通りではないだろうか。見てくれのポイントよりも、真の評価が一番大切なのではないだろうか。私はそう思っている。


 本当に大切なものがなんなのかを、改めて考えてほしい。


 

 全く、昔の人が遺してくれた言葉というものは偉大なものだ。





 ※※※追記※※※


 ここまでだらだらと偉そうに語らせていただきましたが、感想でのご指摘の通り投稿した小説の削除は極力禁止されておりました。



投稿小説をもっと簡単に削除できるようにしてほしい。

ご不便をおかけしまして申し訳ございません。

投稿された小説はブックマークや感想、評価、レビューなど、非常に多くの情報と関連づけられております。

システムの仕様上、こういったデータの削除は活動報告などの書き込みと異なり高負荷がかかりやすく、多くの方が頻繁に削除を行われますと接続障害が発生する恐れが強くございます。

そのため、以下の場合を除いて削除は極力控えていただけますようお願いしております次第です。


・出版社主催のコンテストに小説を投稿する場合

・自費出版あるいは各出版社などで有料で小説を販売する場合(同人誌含)

・法律上問題のある場合(著作権侵害/名誉棄損など)


その他の事情で削除されました場合でも、特に規約違反としての対応は行っておりません。

弊社側でも随時システム・サーバ面の強化を行ってまいりますので、何卒ご協力の程お願い申し上げます。



(ヘルプページより引用)




 ご丁寧に小説削除についてを書いてくださっていたにもかかわらず良く目を通していなかったせいでこの様に間違った情報を載せてしまったことをここにお詫び申し上げます。お恥ずかしい限りです。ということで言えた立場ではありませんが皆様は私のような事をしないようにお気をつけください。

 本当に申し訳ありませんでした。

次→面倒くせぇ


罰としてこれから毎日腹筋20回をやります……(´・ω・`)

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