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探し物は3秒で見つけられます、の段



 わたしは特技というものはほとんどないのですが、整理整頓という作業が好きということは人に誇れます。きちんと自分好みの配置に物が揃っていると、たまらなく快感です。そのわりに、小説の更新は滞ってますがね、それとこれとは、違うんです。

「あなたとは違うんです」(ネタが古いなあ……)



 それはおいておいて。自分の物に限りますが、どこへしまったかすぐに見つけることができます。

「アレ、どこにやったっけなあ」と言いつつ、「ここかな」と思って探したところに必ずあります。これはすごい! と自画自賛しています。自分の部屋でも職場のデスクでも、物を探すために費やす時間は、トイレに行くよりも短いです。なんたって3秒で見つけられますもの!

 わたしの上司は、しょっちゅう机の上に積み重なった紙の束を漁っていはります。「アレ、どこへ直したっけなあ」と言いながら、結構な時間を費やしています。で、探している途中に電話が掛かってきたり、誰かから質問を受けたり(主にわたしが邪魔をしている)しているうちに、探していたこと自体を忘れてしまい、別のことをやり始めるという光景を何度も目にしました。


 物を探す作業って、ちょっと億劫おっくうです。整理整頓は好きだけれど、何がどこにあるのかすべて覚えているわけではないので、「あ~、探さなきゃ、面倒くさい」と思いつつ腰をあげます。で、多分この辺にしまったと思って探すと、すぐに見つかるんですね~

 いや~、これは過去の自分よ天晴れ、と一人でニヤニヤしています。


 整理整頓のコツなんてものは、人によって様々でしょうが、わたしは忘れているものは捨てることをモットーにしています。

「使うかな」と思っていても、結局その物の存在自体を忘れているのであれば、迷わず捨てます。それで困ったことってないと思います。そのうち捨てたことも忘れますから、大して困ってないのでしょう。一年使わなかったものは、大抵そのあとも使わないです。なので、バンバン捨てることをお勧めします。


 そんなこと、もったいない! ってご意見もおありでしょう。でも、物をなくしていくと、わたしはかえって物を大事にするようになりました。余計なものは買わなくなりますし、なにより快適です。部屋や抽斗がスッキリして、気持ちが明るくなります。仕事から疲れて帰ってきても、部屋が綺麗だと嬉しいです。


 自分を褒めちぎっていて、気色が悪くなりました。跡を濁さないうちに、退散です。

 あ、ちなみに、関西では物を収納するとき、「しまう」ではなく「なおす」と言うことが多いです。

方言です。「消しゴムを抽斗になおす」、「包丁をなおす」なんて言い方をします。これはご存知のかたはわりといらっしゃるかと思いますが。関西を愛する者としては、なにかしらアピールせずにはいられません。

  

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