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コロッケの添え物がポテトサラダって、煩悩を捨て去れという天の啓示だろうか。

天啓と御仏の導きって、似て非なるものだよな……。



 定食屋に行って、コロッケに使われてるのと同じくらいの量のポテトサラダがコロッケについて出てきたら、何を思えばいいのだろう。無我の境地を体得せよだとか、今日は炭水化物をしこたま摂れだとかという御仏のお導きだったりするのだろうか。きっとそう思えってことだな、そうに違いない。


 それと直接関係はないが、人が飯食ってる横で、衝立はあったにしろミスした従業員を先輩の従業員がきつい言葉で叱るのはやめてくんねーかな。

「これが反対になってたら、おかしいと思わへん? 思うやろ?」

 って、こういう叱り方をしてはいかんぜよ。そりゃヘイトスピーチって言うんだべさ。

 まあ、わたしも過去に二十回くらい同じことを言ってもまったくこたえていない人に、「これ以上わたしをわずらわせるのはやめてください」って言ったことあるけどさ。


 状況が詳しくは判らないので、わたしが決め付けて話すのはいけないと思うが。叱られていた人が本当に仕事を覚える気のないような人だったかも知れないし。そういう人にはイライラしてきつい言い方をしてしまう気持ちは理解できるから。

 でも、そういう叱られ方をすると叱られたほうは萎縮してしまい、伸び伸びと仕事をすることができない。それでまた叱られるという負のスパイラルに陥る。叱るほうも叱られるほうも不幸になる。

 っていうか、何が反対になっていたのかは知らないがそこまできつく言うことでもないような。

 その怒って消費したエネルギーを補充するために、わたしの眼前の皿にこんもりと盛られたポテトサラダあげるからさ。そうカリカリしなさんなって。

 うまいぞ~、ポテトサラダ。



 


ポテトサラダのことは、もう思い出したくない。

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