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『シャーロック・ホームズ』の怪、の段



 イギリスの推理小説をたまに読んでます。その筆頭が、コナン・ドイルの言わずと知れた名作『シャーロック・ホームズ』

 だけれども、何だか読んでてあるとき違和感。

 ……あれ?

 なんか、この展開知ってる。どころか、オチを知ってるぞ!

 何でだ、と考えたところ、もう昔過ぎて忘れてたが、中学一年のときに学校の図書室で借りて読んでたからなんですな~これが。しかも、休み時間に教室の自分の机の上に座って。この辺、謎な子供だったなあ……。

 ともかく、当時はその面白味が判らなかったんですねえ。

 推理小説(に限りませんが)は特に、要所要所に置いたバラバラなピースがラストに向けて、一カ所に集約して終わりますよね。当たり前ですが。

 昔は、その布石だの伏線だのが読み取れなかったんですよね~

 それに加えて、現地の文化や慣習に関して、聖書や古典を用いて皮肉ってあったりします。そんなん、わかる訳ないですね。男女の微妙~~なすれ違いや、大人の汚いやり取りなんかも中学生じゃ理解できませんわ。

 事件に至るまでの輻輳ふくそうし絡み合った人間関係や推理を、事件の経過と同時に結実させてゆく醍醐味を追う……なーんて高等な芸当を、中学生だったわたしに出来たはずはない。

 あの頃に、もっと沢山の本を読んでそんなことが出来ていたらなぁ……と、思わないでもないが今読んで楽しいと感じるならまぁいっか。

 と、結局反省しないまま年だけを取っていく。



そんな大人に誰がした~♪ お前やろ~♪

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