第二夜
今度は明也サイド 微妙に拙い感じは仕様です。
おれは木原明也、さいきん「吸魂鬼」と呼ばれる危ない生き物が出たらしい。
大人はみんな危ないから外に出るなとうるさいけどそんなこと気にして外に出ないのはへんだと思うので気にせずに出かける子も多かった。
おれもその一人で最近のお気に入りはひみつの場所に行くこと。そこの池の水はとてもきれいで澄んでいるんだ。
「あれぇ?」
『どうしたんだぁ?お、珍しい 狼なんてなぁ』
池のほとりに赤色のおおかみが眠っていた。体のほとんどは水に浸かってて見えないけど、ひどいけがだ。
あわてて水から引き出す。
「ひどい・・・・」
『かなりの怪我だなぁ。明也、今日の予定は変更しようぜぇ』
「うん、ソニア乗っけてくれる?」
『おうっ!』
首に一本の線の入った黒い馬に変身してくれた。どうにかがんばって、ソニアにおおかみを乗っけてそろぉっと動き出す。きずにひびいたらかわいそうだもんな
◎
「お帰りなさい」
「に、兄ちゃんただいまぁ」
そろっとばれないようにへやに帰ろうとしたんだけど兄ちゃんに見つかった。
兄ちゃんこと木原銀はおれのいとこですごくたよりになる。でも、かってにどうぶつひろってきたとかいったら怒られるんだろうなぁ。
「どうしたの・・・ってこの狼は?」
「さっきたおれてるの見つけて・・・」
「僕の部屋に連れて来て」
「あ、うん」
怒られることもなく兄ちゃんのへやにおおかみをつれていく。
歩いていく途中でおれはついつい聞いてしまった。
「・・・兄ちゃん、怒らないの?」
「何でだい?」
「・・・・かってにつれてきたし」
「そんなことで怒るわけないよ。よし、傷の手当てをするために傷薬とか持ってくるから様子を見ててね」
「うん」
何処か
「何処だ。何処に行った」
誰かが何かを探している。
「何処だ、レータ・カミニャ・ウォルフ・ハイド・ホロウ・フラウンド・クラウン」
その影はさらに何処かへと消えた。




