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ラッキーの正体

作者: ろっかっけい

「お、ラッキー、ポケットに500円入ってた。」


なんてこと、経験したことある人は多いのではないでしょうか。


「…やばい!今日は月曜日…!…だと思ったらなんだ今日は日曜日か…。」


こんなことを経験したことのある人もいるのではないでしょうか?


なんだそんなこと、ただポケットにお金が入っていたことを忘れていただけじゃないか、そう思うでしょう。

なんだそんなこと、ただ曜日感覚が狂って今日の曜日を勘違いしていただけじゃないか、そう思うでしょう。


実はそれ、妖精の仕業って知ってますか?


そう、あの妖精です。まぁ姿は知りませんけどね?心が綺麗な人にしか見えないって話ですが、どうなんでしょう。


この妖精、私たちの生活のいたる所にいるんです。妖精はいたずら好きですが、私たちを困らせることはしません。ちょっとした幸せを運んできてくれる存在なんです。何だか気になってきませんか?


例えばですね…。ほら、あの青年。まるで漫画のワンシーンのようにカバンを肩にかけて走ってますよね?

よく見ててください…?おっと!曲がり角で女の子とぶつかりましたね。きっと痛いでしょう。ただ、ほら、謝りあう二人、なんだかいい雰囲気じゃないですか?あれも妖精の仕業です。


え?ただの偶然だって?ほら、さっきも言ったでしょう?何を言ってるんですか。あれも立派な妖精の仕業です。


え?お前には妖精が見えるのかですって?私ですか?お兄さん、そりゃ企業秘密ってやつですよ。ただ、妖精のことを信じる人の周りには妖精が集まるって聞きますね。


だって貴方も、自分のことを嫌っている人間には近づきたくないでしょう?それよりも親切にしてくれる人や、信じてくれる人の傍にいたくはありませんか?


おっと、私がお伝えできるのはここまでです。


あなたも日常の中で感じるちょっとしたラッキー。もしかしたらその近くに妖精がいるかもしれませんよ?


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― 新着の感想 ―
[一言] 成る程。いつもちいさなラッキーの陰には妖精さんがいたんですね。 私はどこかで小人さんが手伝ってくれているんだと思っていました。 妖精さん・小人さんに感謝しながら日々過ごさないといけないですね…
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