手紙と家族への思い
家族がものすごくメインに感じますが、王子様ももっと出すので!よろしくです!!
謁見から数日後
アンネリーゼに手紙が来た
『拝啓、アンネリーゼ嬢
近々、エセルバート伯爵領へ足を運ぶ事があり、この文を書いております。
また行く前に一報入れますが、その時はまたお会いしていただけませんか?
ご返信お待ちしております。
敬具
エリオット・アレン・シルヴェスター・ガーランド』
「お手紙を頂いてしまったわ...」
お手紙の蝋は王家の紋章ですし
間違いない、か...
「どう、返せばよろしいのかしら...」
「あらぁ、お手紙がきたのねぇ」
「お母様!?」
い、いつの間に入室されたのかしら
「だって、アンちゃん、返事をしてくれなかったのだもの、大丈夫かな?て心配しちゃったじゃない」
「大丈夫です!私は元気ですわ」
「悩んでるのではなくて?お返事に」
「そう、ですね、何せ筆不精でして」
お手紙をどう返せば良いのかわからない。
ましては、ガチガチの要件のみの手紙の返信て...返信しようがない気がしますわ
「かしこまりました、お会いできる日を楽しみにしております、どのような感じでしょうか?」
「まぁ、それだけだと短いじゃないの」
た、確かに、短すぎる。
「もっと会話出来るようなお手紙を」
『拝啓、エリオット殿下
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
伯爵領へいらっしゃるのですね!
私の生まれ故郷を殿下に見て頂きたいです。
私の生家は王宮に近いので行き来はしやすいかと
またいらっしゃる日時が近くなりましたらお知らせくださいませ。
よろしければいらっしゃる時、お時間を頂けましたら、私も殿下にお会いしたいです。
お待ちしております。
アンネリーゼ・リルル・エセルバート』
と私はこう返せば大丈夫かしら...
「アンちゃん、ふぁいと!」
お母様は応援してくださいますが、何に応援してくださっているかは謎ですわね
「お母様、私、こういったことは初めてで」
「私は、殿下とアンちゃん、とってもお似合いだと思うわ」
だから、大丈夫よと、ニコニコとお母様は私に言ってくださいました。
お母様のその笑顔でお父様は癒されてるのですね
「お母様とお父様みたいな仲がよろしい関係を築けたらどれだけ良いか...」
「アンちゃん、お母様はお父様と笑い合ったり泣いたり、喧嘩をいっぱいしているのよ?それでどんどん相手を想い合うようになっていくのよ」
最初から上手くはいかないかもしれない
これから信頼をしていければと
「お母様、ありがとうございます」
「アンちゃんは私達の大事な娘ですもの、力になりたいわ」
お母様は私の髪を撫でて本日、とびきりの笑顔で微笑んでくださいました。
それからお母様は部屋を去り、私は侍女のメアリーに手紙を出すよう頼み
一人になった部屋で色々と考えていました。
と一人なる時間が短かったのを言っておきます。
その後すぐに兄様が部屋にいらっしゃいました。
「アン!ただいま!お兄様が帰って来たよ!」
「おかえりなさいませ、兄様」
「父上が仕事が終わったから早めに帰宅すると言ってくださってな」
「まぁ、珍しいですのね」
「お父様も帰宅されたから後でご挨拶に行くといいぞ」
「えぇ、所で兄様、私に何か用事がございますか?」
「そうなんだよ!あれから王宮で偶然にも殿下にお会いしてご挨拶をしたら」
廊下で歩いたら殿下がお渡りになったんだよ
「ごきげんよう、アレクシス殿
アンネリーゼ嬢は元気だろうか?」
「これは殿下、ごきげんよう。
えぇ、アンネリーゼは元気ですよ
そうだ、先日はうちのアンネリーゼと婚約したと聞いております、おめでとうございます」
「ありがとう。これからもよろしく申し上げる」
「お言葉勿体無きお言葉でございます」
「では、また」
と去って行かれたんだけどさ
「さらっと言われてしまって...私は何も言えなかった」
「兄様」
「未だに納得してないのに、もう決まったからみたいな雰囲気出されてもな」
兄様は苦笑をして私の頭を撫でてくれました。
兄様も兄様で考えることがあるみたい
「アンが結婚か、女性は結婚が早いからな」
「私は、まだ結婚なんてと思っておりました」
「そうだよな、まだアンはそんな歳じゃ...でも、もう、16だもんな」
「兄様、私、もうこどもではありませんもの」
そうだなと兄様は寂しそうな顔をしていました。
兄様は、本当に私の事を大切してくれてるんだなと感じます。
伯爵家嫡男としてお父様から学び、
いつも、妹である私を優しくしてくれて
兄様は本当に立派なお方です。
そんな兄様を皆様に自慢したいくらい。
「可愛いアンネリーゼ、いつ何が起きても私は味方だから」
でも兄様は、辛い時は顔を出さない方で
本当に、辛い時は私でも辛いと恐らくわからないかもしれない
でも、今は
「兄様、私は兄様と、家族離れるのが寂しいです。ですが、いつ離れ離れになりますが、私も兄様や皆の事を思っております」
「あ、アンーーーー!!!」
うっ、兄様、しまるしまる!
強いぐらい抱き締めて下さいましたがきつい!
「そうだよな、私だけじゃないものな!寂しいよな!」
そうです、私も同じ気持ちです
私は家族が大好きです。
いつか、家族以上に大事な方がいらっしゃったら
家族も大事ですけど、その人と支えあって生きていきたい
お兄様はものすごくシスコンですねぇ
でも、仲の良い兄妹ていいですよね




