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伯爵令嬢、溺愛される  作者: 深海
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私の家族

初めて、投稿いたします。よろしくお願いします。よかったら読んでください。

ここはガーランド王国、ガーランド城

ある日、1人の伯爵令嬢が王宮に呼ばれ

ある辞令を発表されたのだった。


「エセルバート伯爵令嬢、アンネリーゼ・リルル・エセルバート、そなたは今日からエリオット・アレン・シルヴェスター・ガーランド、ガーランド王国第一王子と婚約していただく!」

「え、えーーーー!?」


この日なぜそうなったかよく覚えていない

朝、優雅な朝食を両親と兄と一緒に頂いていた。


私はアンネリーゼ・リルル・エセルバート

エセルバート伯爵の第二子。令嬢

金の髪はお父様、菫色の紫の瞳はお母様譲り。容姿は自慢ではないけれども、周りから美しいと言われております。


「おはようございます、お父様、お母様、兄様」


リビングに行くとお父様、お母様、兄様がいらっしゃったのでご挨拶。


「おはよう、アンネリーゼ、今日も綺麗だね」


カーティス・ダレン・エセルバート。

私のお父様。エセルバート伯爵で

ガーランド王国の外務大臣


「アンちゃん、おはようございます、今日も可愛いわー」


クラリス・アンネ・エセルバート

私のお母様。エセルバート伯爵夫人

可愛い


「アン、おはよう、今日も可愛いぞ」


アレクシス・オーガスト・エセルバート

私のお兄様。エセルバート伯爵令息

お父様の外務大臣の補佐官


本日の予定はお母様とご一緒に刺繍をして、お茶会をして、それから読書をする予定。

私は16歳。社交界は昨年デビュー致しました。

それからは社交シーズンになると夜会に出席するようになりましたが、気付けば周りは男の方だらけ。

ご挨拶に行こうとするとダンスによく申し込まれる始末。困っていると兄様がきて牽制していく


「貴様ら、私の可愛いアンネリーゼに指一本触れさせん!!」


兄様は困っている私を助けてくださったそれだけなのです。私が狼狽えるからいけないのです。


「そんなアンネリーゼ様が可愛い」

「守ってあげたい!」

「お美しい」

と周りの方々がそう仰って下さいますが

私は男の方が少々苦手で

ありがたい事に縁談も日に日にお手紙が


「うーん、アンネリーゼ、お父様は無理に結婚しなくてもいいとおもうぞ」


とお父様はほとんどの手紙を暖炉に

お母様はそれを見て怒ります


「もう、カーティス様!アンちゃんの恋路を邪魔してはいけません!」


とお母様がぷんぷんと可愛く怒ってお父様を叱ります、可愛いです、お母様。


「しかし、アンネリーゼ、お父様とお兄様みたいなかっこいい男はなかなかいないのだぞ」


そう、お父様とお母様と兄様はとてもお美しいのです。お父様とお母様は本当に年々年齢不詳が磨きかかっていて、お幾つかわからないくらい。兄様は若いのにお父様の外務大臣補佐官のため、かなりの将来有望なお方。周りのご令嬢は黙っておりません


「アンちゃん、アンちゃんは可愛いのだからすぐに誰かと婚約して結婚しちゃいそうだわ」

「お母様・・・」


私は恋とか愛とかまだわかりません。

しかし、私は伯爵令嬢。政治的な結婚も覚悟しなくてはなりません。


恋とか愛とか知らぬまま結婚する可能性だってあるのです。


「許さん、許さんぞ!私が認めた相手とじゃないとアンは結婚させん!」

「まぁまぁ、アレク、落ち着いて」

「母上!落ち着いてる場合ですか!毎日毎日こんなに手紙が来て、私達のアンが何処ぞのよくわからないやつと見合いなんて私は許しません!」


机の上に乗らないくらいの手紙が来るのは知ってましたがまさか全部縁談とは知らなかったです。


「兄様の縁談の手紙もありますのよ」

「私の手紙は一部だよ殆どがアンの縁談だからね」


私は兄様に抱きしめられてしまいました。

兄様はいつも私を守り助けてくださいます。


「兄様、いつもありがとうございます」

「アンのためなら何時でも助けるから」

「あらあらぁ、私の息子と娘は可愛いわぁ」


お母様がコロコロと笑い、温かく見守っていたその時でした。


ガン!と乱暴にドアが開けられて


「だ、旦那様大変です!お嬢様に王宮へ参内するように手紙が!」


なんだか波乱な予感がします。

なんだか波乱な予感ですねー、そして、まだ王子様は出てこないwww

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