表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/15

休憩

とにかく金がない。

財布の中には二千円しかない。しかしこれを使うのは少し気が引けた。

元々財布には小銭しかない状態でこの二千円は弟のゲーム機を売った時に得た金だった。

家に帰ってバレたら大目玉を食らいそうだ。

さてこの金でどうやって長い休みを過ごそうか。

そういえば連休前に大学の講師が学生のうちは金がかからなくて時間のかかる遊びをするべきだと言っていたな。

全く検討もつかないが。


「バイトでもするか」


結局無難な選択をすることにした。


バイト先に選んだのはコンビニだ。理由は可愛い女子高生のバイトが入ったらしいという情報得たからである。まあ行ってからわかったことだがその女子高生はヘルプで一回来ただけだったので俺の小さな希望は打ち砕かれることになる。


「暇っすね」


先輩バイターむーさんはどうやら同じ大学のひとつ上の学年らしい。ちなみに学校で会ったことはない。


「休憩にするか」


俺たちは本日三度目の休憩に入る。本当にこの人は休憩が好きだな。この先輩と入るときはバイト中の半分は休憩になる。


「むーさんは連休に何か予定あるんですか?」


「卒研で行くだけだよ」


「暇っすね」


「ここのコンビニ夜は来ねえから閉めればいいのに」


「そっすね」


特にこれといったこともなくその日は終わった。連休の過ごし方としてはあまり良いものとは言えないスタートだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ