第一章登場人物
《家》
新野
働きたくない24歳の青年。Fランク大学卒業後に営業職に就くが、退職する。その後、働くのが嫌々ながらも、工場でアルバイトをしていた。父親が過労死していた過去がある。
不眠症だった。
異世界に存在する最も高位の神に、何の因果か目をかけてもらい、寵愛を受けた。一三番目の加護を授かる。その代償に、異世界ミールに召還された。
神から直接、労働を免除された初の人間。
一三番目の加護
新野の自宅である“家”が日本から切り離されて、異世界ミールの緩衝地帯の森の中央に隔離された。“家”の周囲は“結界”に守られており、外から侵入は不可能。逆に、中からは自由に出れる。“外”に出た場合、加護持ちの新野でさえ二度と“家”の中に入れなくなる。
家の中では日本と同じように、電気や水道が使える。テレビも見れるし、ネットも使える。食料や生活必需品はなくなってもすぐに補充される。
“家”にいると異世界のエルフとも会話が通じた。
新野が喉から手が出るほど欲していた、“引きこもる”ことに特化した加護。
レイ
新野の身の周りのお世話をするためだけに造られたロボット。料理、洗濯、掃除ができる。
外見は金属むき出しのロボット。背丈は一般の人間と同じくらい。横が二周り大きい。片言で話す。新野を軸に造られたので性格が似ている。怠け者。
赤い二つの眼玉が光ってると起きている。一日一二時間しか稼働できない。残りの半日は充電して動けない。新野の“命令”には逆らえない。
“レイ”だけは例外に自由に“外”と“家”を行き来できる。
《外》
ダリア
新野が異世界で、ファーストコンタクトをとったエルフ種。
尖った2つの耳。黄金色の髪。緑瞳の特徴を持つ女性。外見年齢は20歳前後。
魔法と弓が得意。
トゥール
ダリアの伯父。北東の砦の総監督。エルフ種。
人間達より先に、新野を味方につけようとしている。




