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21.着物屋
翌日、僕は着物屋に来ていた。
「こなんどやろ?」
城と黒のグラデーションに赤い彼岸花が描かれた着物。
「彼岸花がお好きなんですか?」
「そうやねぇ、好きやなぁ。」
「来んな物はどうですか?」
彼岸花の簪と彼岸花の髪飾りを貰った。
横髪に彼岸花の髪飾りを付けて彼岸花の簪で髪をお団子にする、そしてその簪から赤い紐が垂れる。
「可愛いねぇ、」
「そうですね!凄くお似合いですよ!こんなのもどうですかね?」
彼岸花が描かれた黒い日本傘を渡される。
「こなんにええの?」
「良いんです!ただの趣味ですから!えっと、お着物代で10万程でどうですか?」
「ほい10万ね」
「ありがとうございました〜」
んふふ、可愛い。




