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17.極東への使節団5

俺が森を巡回して居た時、幾つかのテントと多くの倒れた人、それの中心にある彼岸花の描かれた黒い馬車があった。


「これは…何が起こっている?」


俺がそう口を開いた時、馬車のドアが開いた。


俺は即座に剣を抜き警戒する、


「何やお兄さん、獲物なんか抜いて物騒やねぇ、うちは別に攻撃意識なんか無いで」


「…お前は人間か?」


「微妙やね、強いて言えば人工的な人間やわ」


「…ここに倒れている人達はなんだ。」


「うちの部下らや、あとは異邦人やね。テントの方はうちに出された護衛や。こいつらはみんなガサツなんよ、ヤクザの弊害かねぇ?」


「ヤクザ…?」


「神都の方でヤクザやっとるんよ、彼岸会ちゅーねん。まぁ国家承認の団体やけんヤクザ名乗っとる変な奴らみたいなもんやけどな…」


「因みになぜここまで来た?」


「使節団よ、うちの兄…神帝陛下から極東行くんやったら使節団なってくれ言われはってな?ほんで来とったんやけど無理して来たけんここで小休憩取らせはっとよ。」


「…証拠は?」


「見てみぃ、神帝の紋章や。これ嘘で掲げはっとったら神帝が直ぐに殺すに決まっとるやろ?あとこれ、書状や。」


「確認させて頂きます。」


お、口調が変わったね。



「失礼致しました神宮司殿、街へ御案内致しましょうか?」


「いんや、異邦人は今の時間別の世界へ精神返しとるけん起きれへんねん、」


「承知しました。」


そう言うと彼は頭を下げて帰って行った。

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