口外禁止
サヤ「お兄ちゃん…大事な話があってね…?だから降ろして。」
ミヒャエル「ヤダ。久しぶりだもん。」
サヤを抱きしめて降ろさない。
レド「世界に関わることだ!」
その一言でミヒャエルの顔が変わり、サヤを降ろす。
ミヒャエル「世界の命運が関わるほどの事件がある…と?」
レド「ああ…否定したいが、それができない。とりあえず閉めきっていて、何からも関与されない部屋ってあるか?」
ミヒャエルはしばらく考えた後、口を開いた。
ミヒャエル「一つだけ心当たりがある。だが口外は禁止。いいな?」
二人は頷く。
サヤ「同じ職業柄、口は堅いよ。」
レド「絶対に口外しない。」
するとミヒャエルはある場所に案内し始める。
その場所は…
ミヒャエル「要人のためのシェルターだ。ここなら、外部からの干渉はゼロ。ネズミ一匹入ることは許されない。」
サヤ「最高の場所だよ!ネズミ一匹でも、危ない状況だから…」
三人は座り、話し始める。
サヤ「ダニエル・メイヤーズ…わかる?」
ミヒャエル「もちろんだ。あるバイオテロ事件の犯人の一人。逃げ延びていて現在は所在不明…だろ?」
レド「そいつを確保したと言ったら?」
するとミヒャエルは表情変え…
ミヒャエル「奴を捕まえた…?今まで何もわかっていなかった人物だぞ?」
サヤ「本当なの。スラムにいるって情報が入って…誰かと待ち合わせしてるみたいだった…偶然それを見つけたって感じ。」
ミヒャエル「スラム…俺たちの管轄外…盲点だったな。確保してくれてありがとう。警察本部にも伝えておく…それで…世界の危機は?」
二人も表情を変え、話し始める。
サヤ「ダニエルを確保して、尋問した。色々吐いてくれた…それが…ある組織が生物兵器を大量生産していて、それはいつでも…どこにでも放つことができる状態…ということ。」
レド「ダニエルの言う通りだと、ネズミ一匹からも情報を取ることができるらしい…本当か、はたまた妄想かはわからんが…」
ミヒャエル「……それが本当なら、世界が終わるな…このまま行けばの話だが…俺に何かできるか?」
是が非でもと協力を申し出る。
サヤ「全国の市警に協力を要請してほしい。かなり大規模なことだからすぐにじゃなくていい。署長とうちの組織の代表の謁見とか…」
ミヒャエル「それでいいならすぐに伝える。サヤ、レド、ありがとう。今すぐ謁見をしてほしいと申し出るよ。」
レド「ありがとう…ミヒャエルが義兄さんでよかったよ。」
この時ばかりはミヒャエルもキレずに頷いた。
警察署の出入口にて…
ミヒャエル「情報提供、本当に感謝する。それじゃ伝えに行くから…またね…」
サヤ「お兄ちゃんもありがとう!無理はしないでね!」
手を振ってサヤを見送る。
ミヒャエル「兄ちゃん頑張るからな……よし、伝えに行こう。」
署長室へと、ミヒャエルは急いだ。
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