執着
三人は市役所に着いた。
サヤ「よし!着いたよ…これから手続きするから、ちょっと時間かかるよ。」
ミファー「でもいい手続きでしょ?悪い手続きは嫌いだけど…」
レド「悪い手続き…ってなんだ?はは…ミファーは時々不思議なこと言うな。」
三人が車から降りる…と…
?「ミファー…なんで…?」
サヤ「!!なんでここに…近づかないで!」
レド「あんたはもう関係ない!諦めてくれないか?」
そこにいたのは…ミファーの母親だった。
母親「ミファー…ミファー…信じてたのに!!」
包丁を持って走ってくる。
狙いはもちろん…ミファー。
母親「私の物なのよ!」
サヤがミファーを守り、レドが相手をする。
手元を蹴りあげ、包丁を手から落とさせる。
母親「っ!!ミファー…!ミファー…!」
それでも母親はミファーを狙う。
サヤ「私たちが何か忘れたのかしら?エージェントよ。」
サヤが羽交い締めをして、動くことを封じる。
その隙にレドがミファーに駆け寄り、警察に連絡する。
レド「包丁を持った女がうちの子供に…被害はゼロです。今、妻がおさえています。はい、すぐ来てください!」
母親「ミファー…なんで…」
母親は精神的におかしくなってしまったようだ。
異常なほど、ミファーに執着している。
レド「ミファー…もう大丈夫だからな!」
ミファー「怖い…また叩かれる…!」
うずくまり、泣いているミファーを抱きしめる。
やはりあの母親がミファーに与えた傷は深い…
レド「大丈夫…お母さんは強いからな…」
そこへ…
警察「今到着しました!大丈夫ですか?」
レド「大丈夫です。とりあえず妻がおさえている女性を!」
警察「奥さん、手錠持ってきました。現行犯逮捕するので少し力を緩めて…」
サヤ「わかりました。このくらいでどうですか?」
少し力を緩め、手錠をつけやすい形にする。
警察「ありがとうございます…◯◯時、◯分!現行犯逮捕!」
手錠をかけ、動きを制限し、パトカーへ連れていく。
警察「もう離して大丈夫です。我々がおさえますから、お子さんの所へ…」
そのときには、もうミファーの元へ走っていた。
サヤ「ミファー!もう大丈夫…二度とあいつに会うことはないよ!」
ミファー「うぅ…お母さん…」
レドと一緒にミファーを抱きしめる。
警察「お子さん大丈夫ですか…?すみません…事情聴取のため来ていただきたいのですが…よろしいですか?」
レド「俺が行きます。妻と子どもは残していいですか?」
警察「大丈夫です。ではもう一台のパトカーへ…」
レド「ミファー、すぐ戻ってくる。お母さんがいるから大丈夫だぞ。」
ミファー「お父さん…ありがとう…」
母親がいなくなり、少し落ち着いた様子で言った。
サヤ「よしよし…ミファーは何も悪くないからね。お母さん強かったでしょ?」
ミファー「かっこよかった!ぐって締め付けて…お父さんも蹴りあげてた!」
サヤ「私たちはエージェントだからね。このぐらいできないとやってけないんだよ?」
二人は笑う。
その後、レドが全てを話し母親は精神鑑定を受けた。その結果、精神病院に収容されることになった。
しばらくして、三人が合流する。
レド「待たせたな。もう大丈夫だぞ、ミファー…」
ミファー「お父さんもお母さんも強かった!かっこいい!」
三人は改めて市役所へ入った…
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