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ジュゲツナルムの姫君  作者: 上津野鷽
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星明り

 寧江の公主冊封の儀を翌日に控えた晩、祐君は宿舎に向かって歩いていた。

 定刻までは出納担当の執務室で過ごし、それから儀礼担当の執務室に応援に出向く日々も一先ず今日で終わり。祐君の心にはぽっかりと穴が開いていた。


「明日からはまた、……。」


 小さな呟きは夜風に攫われていく。

 唇を閉ざした祐君は、頬に違和感を覚えてそこに触れると、指先が濡れた。どうやら泣いてしまっていたようだ。

 悲しいとか辛いとか、そういう感情に襲われたわけでもないというのに、場所も構わず突然涙が零れて来るようになったのはいつ頃からだったか。当初は戸惑い焦ったものだったが、今ではもうそういうものなのだと納得して受け入れるようになっていた。


 夜の後宮をうろつく者などそういないから、泣き顔を人に見られることはないだろうが、それでも人目を避けるように近くの木陰に腰を下ろし目尻を指先で拭う。

 涙が止まるまで一休みすることにした祐君は、これまでの後宮生活を振り返って溜息を漏らした。

 

 父親が亡くなってから生活は困窮しきっていたが、幸いにも父の同僚にして親友であった下級官吏が祐君の才能を評価し、儀礼担当の後宮女官に推薦してくれたことがきっかけで出仕することになったのは数年前のこと。

 後宮といえば一度入ったらまず出ることはない場所なので、朽ちかけの屋敷も残っていた僅かな家財道具一式も全て処分し、女官として拾ってもらった恩を返すべく一生を捧げる覚悟を決めてここに来た。そんな悲壮な決意で就いた仕事だったが、幼い頃から親しんでいた古典籍の知識を惜しみなく発揮でき、また巷には出回っていない後宮儀礼のルールを纏めた書籍や過去の記録を心行くまで読み耽ることのできる部署で働いた日々は幸甚の一言に尽きるものだった。

 業務内容に対する造詣の深さや、職務に臨む生真面目さ、そして人当たりの良さを買われて責任者の補佐役を命じられ、同僚たちから頼りにされるようになると、責任感と同時に自己肯定感も芽生えてきた。儀礼に携わる仕事は、大きなやりがいと自信を自分に与えてくれる天職であったといえるだろう。


 出納担当に異動を命じられた時、天職を奪われるような悲しみもあったが、それ以上の嬉しさも感じたものだ。

「前任者は出納業務が長かったので、その代わりが務まる者はそうそういないの。」

「優秀な貴女を見込んでのことよ。貴女ならきっとできると期待しているわ。」

 内示に伴いかけられたのは、突然の異動に対する不満を抑えるための常套句であろうことは察しがついたが、育ち始めていた自負心を程好く擽り自身を奮起させてくれる魔法の言葉であることもまた事実であった。

 そして、自部署の出納管理を担当していたこともあって出納部署や業務に対する苦手意識も特段なく、分からないことを尋ねに行くといつも親切に対応してくれていた絹逸が指導係になるというので安心感もあり、新しい仕事も早く覚えて頑張ろうと思ったものだ。

 事実、絹逸とは上手くやれていた。彼女はなにくれとなく世話を焼いてくれ、業務をよく教えてくれた。


 ――が、それも最初だけだった。


 前任の女官が担当していた業務は、流石ベテランなだけあって多岐にわたっており、新任の祐君が全て背負うには重過ぎるものだった。それを責任者の女官は「前任者が一人でできていたのだから、貴女も一人でできるわよね」と言わんばかりに祐君に割り当て、業務の不明点を尋ねると「絹逸に訊いてちょうだい」と丸投げである。後から聞いた話だが、責任者は元々他部署から異動してきたため出納の実務に携わったことはなく、内容には詳しくないらしかった。

 こうなっては全てを絹逸に頼らざるを得ない。絹逸は祐君の担当業務のうち、優先度の高い業務をまず覚えるようにと指導してくれ、それ以外の業務は全て引き取ってくれた。いくら才女と褒めそやされていた祐君であっても、初見の幅広い業務を即座に理解し完璧に仕上げられるわけはないので、非常にありがたかった。そして同時に、絹逸の負担を大きくしてしまった事実に申し訳なさを覚え、一層励んで一日も早く彼女から仕事を引き取らねばならないと心に決めたものである。

 

 そうして祐君は業務時間外にも自主的に勉強を進めた。前任者が携わった過去の文書を引っ張り出してきて中身を確認しているうち、絹逸に教わったことと辻褄が合わないものを幾つも発見した。

 自分の解釈が誤っていたのかと不安になり、絹逸に改めて教えを乞うたが、彼女は忙しいからまた今度と言うばかりである。最初は額面通りに受け取り、自分のせいで多忙な絹逸の手を更に煩わせてはいけないからと遠慮していたが、いつまで経っても不明点が解決しないせいで業務にも差支えが生じるようになる。


「絹逸さん、お忙しいところ恐縮ですが、この資料について教えてください。絹逸さんに教えていただいたやり方だとそのようになりますが、前任の方が作成した去年の報告書ではこうなっておりまして……去年と今年でやり方が変わったのでしょうか?」

「……確認しますから、ちょっと貸してもらえますか?」

「はい、お願いいたします。」


 そんなやり取りが増え、絹逸が確認してくれるのを律儀に待っていた祐君であったが、いつまで経っても何の回答もない。どうやら絹逸は確認という名目で祐君から資料を預かると、自分で処理を済ませているらしいと気付いたのは暫く経ってからだった。

 自分は仕事をできるようになりたいのであってやってもらいたいわけではない、肩代わりしてもらってばかりでは仕事を理解できないので困るのだ――そう伝えても、絹逸には全く効果がなかった。「貴女のためにやってあげている」と言われるばかりで、祐君のなかで少しずつ不信感が募っていく。それが自分のためになるとは思えなかったし、頼んでもいないことを恩着せがましく言われても納得できようはずもない。

 結局、祐君は不明点が解消できないばかりか、次回からその資料作成を絹逸から割り振られることもなくなり、元々多くはなかった仕事量がどんどん減っていった。

 

 またある時は、絹逸に教わった通り取りまとめた支出報告書を内侍省に提出しに行くと、担当者の宦官に露骨に嫌な顔をされた。

 曰く、締切をいつも守らないだの、支出の仕訳が変わったのに反映されず毎回間違っているだの、叱責とも愚痴ともつかぬ絹逸をはじめとする後宮の出納部署への駄目出しを延々と聞かされる羽目に陥ったのだ。

 

「あんたが新しい担当者になるなら、この機会に今までのやり方を改めて、正しい内容のものを締切厳守で提出してもらえるようにしてほしいんですけどね。」

「ご迷惑をお掛けしていたようで申し訳ございません。お手数ですが、正しいやり方や期日を教えていただけませんか?努力してみますので。」


 祐君がそう頼み込むと、宦官は少し驚いたような顔をしながらも悪い気はしなかったのだろう、丁寧とは言い難かったが一応あれこれと教えてくれた。それは祐君が絹逸から習った内容とは食い違う部分も多く、果たしてどちらが正しいのかとまた頭を悩ませることになった。

 一先ず宦官から指摘を受けた点を絹逸に伝え、もし自分たちのやり方が誤っていたのであれば改める必要があるのではないかと提案したところ、絹逸の反応は驚くべきものであった。


「貴女にそんなことを言ったのは誰ですか?私が論破しておいてあげましょう。」

「ご指摘くださったのは内侍省の御担当の方ですが……論破ということは、こちらのやり方が正しくて、ご指摘いただいた内容が誤りということですか?」

「こちらも仕事が多くて大変なんですから、皆のためにもやり方は変えずに今まで通りのままの方がいいんです。」


 会話が嚙み合わないので判然としない部分はあるが、どうやら宦官の指摘が正しく、出納部署の方が頑なに古いやり方を変えぬうえに締切破りが常習化しているようだ。

 祐君の感覚では、締切は守るべきものであるし、ルールが変わったならやり方も合わせて変えるべきである。しかし絹逸の言い分では、仕事が大変で終わらないなら締切は破っても当然であるし、ルールが変わろうともそれを理解したりやり方を変えたりするのは混乱の元であるから変える必要はなく、それが皆のためだという。これは祐君にとって衝撃であった。

 とはいえ、絹逸の一存でルールを無視していいものではないだろう。祐君はさり気なく責任者の女官に接近し相談しようとしたが、いつもどこからともなく絹逸が姿を現し、祐君が口を開くのを遮るようにして上官をまるめこんでしまう。

 また責任者の方から祐君に仕事の進捗状況を訊きに来るようなこともあったが、それも同様に絹逸がやってきて代わりに答えてしまう。偶に祐君が一言二言答えるようなことがあっても、それを訂正するように絹逸が更に言葉を挟む。すると責任者も絹逸の言を信じ、祐君には間違ったことを答えるなと叱責をして去っていく。その様子は、祐君がまるでまだ何も理解できていない人間であるかのような印象を周囲に与えるばかりなのだった。


 結局何も変えられない祐君は、内侍省へ資料を提出に行く度に宦官からは白い目で見られ、出納部署では絹逸に意見をしようにも取り合ってもらえず板挟みになり続けた。

 絹逸も絹逸で、意のままにならない祐君に我慢ならなくなったのだろう。ある日絹逸は祐君を人気のないところに呼び出した。


「もう貴女には、今後一切、仕事を教えません。もう二度とやらなくていいから。」


 一方的に無表情でそれだけ吐き捨てると、絹逸はその場に祐君を一人残してさっさと立ち去った。

 祐君は呆然とした。以降、仕事を教えてもらえないどころか完全に無視されるようになる。気が付くと仕事自体を割り振られることもなくなり、僅かに担当していたものでさえも絹逸に取られてしまっていた。

 誰かに相談しようにも、上官も同僚も皆が絹逸の味方だ。祐君は仕事を引き取りたいのに絹逸に奪われてしまっている状況は、周囲からは「祐君が何もできなさすぎて絹逸が代わりにやってあげている」と見做されるようになっていた。これでは事実を訴えたところで、誰も耳は貸してくれないだろう。

 祐君は周囲からの冷たい視線を受けながら、仕事を与えてもらえず過去の資料と只管に向き合うばかりの、鬱々とした日々を耐え忍ぶことしかできなくなってしまったのだ。


(……でも、それももうすぐ終わる。)


 後宮改革の一環で人員整理が行われることになり、祐君は後宮を出たいと申し出た。

 拾ってもらった恩返しをする力も、最早自分にはない。忸怩たる思いはあれど、「仕事の出来ない女官」が残留を希望したところで、それは却って後宮の迷惑になるだろう。

 問題は、後宮を出たところで帰る場所も頼れる人もいないことだ。だから図々しいとは承知の上で、後宮を出るにあたり新しい勤め先を斡旋してほしいという希望を出した。

 働かなくては生活の糧を得られない。しかし自分に新しい仕事が務まるのかという不安は拭えなかった。一生懸命取り組んでも、どうせ自分は何もできない駄目な人間なのではないか――後宮に入って育まれた自負心は、同じ後宮で踏み躙られてしまった。今の祐君には何もかもが悲観的にしか捉えられなくなっており、涙が落ちるに任せるしかなくなっていた。



******************



「こんばんは、良い月夜ですね。」

「……女官長様。遅い時刻に、このような場所で一体何を……?」

「何だか寝付けなくて散歩をしていたら、ここまで来てしまいました。」

「……左様で。」


 涙が止まるのを待って帰途に戻ろうとした祐君は、不意に掛けられた声の主を怪訝そうに見つめて立ち竦んだ。

 女官長の住まいと女官の宿舎とは、決して近くはない。偶然にしては出来過ぎている。散歩というのも建前で、本当は自分を待ち伏せしていたのだろうと薄々察する。どうにもこの女官長は、自分や絹逸に対して妙な絡み方をしてくる節があるのだから。


「……泣いていたんですか?」

「え?……いえ、そのようなことは。」

「目が赤いように見えたのですが、違いましたか?……私も昔は泣いてばかりいたから、仲間かと思いましたのに。」


 唐突な問い掛けを受けて咄嗟に目許を触ってしまいながら、祐君は下手な誤魔化しを試みる。騙されてくれたわけではないのだろうが、霞琳はそれ以上深く突っ込むことはせず、小さく笑った。

 その霞琳の言葉に、祐君は双眸を瞬かせる。皇帝の信厚く、後宮改革を推し進める才媛――そう後宮で持て囃されている霞琳が泣いてばかりだなどと、到底想像できなかったからだ。

 その疑問が顔に出てしまっていたようで、霞琳は穏やかに笑みを浮かべながら口を開いた。


「私、“名門張家の出来損ない”って言われていたんです。勉強も何も出来なくて、父に叱られてばかりいて……よく泣いていました。」

「まさか、女官長様がそんな……」

「本当の話ですよ。陰口を叩かれていたあの頃は自分がとんでもなく駄目な人間に思えて、何もかもを諦めてしまっていました。」

「……。」


 祐君はどきりとして黙り込む。霞琳の話が自分の境遇に重なったのだ。


「ですが私の場合、陛下に出会って変わりました。私の考えに耳を傾け、見守り、認めてくださったから――祐君さんにも、そういう方がいらっしゃるのでは?」

「……。」


 祐君は沈黙を貫く。霞琳の口振りからすると、自分のことをある程度調べ上げているに違いない。

 確かに、祐君にもそういう存在はいた。父の同僚だった官吏、儀礼担当の上官や同僚たち――自分を認め、自信をくれた人たちだ。しかし今となっては、彼らに頼り甘えることは難しい。出納部署のことを相談したら、きっと話を聞いて慰めたり憤ったりはしてくれるだろうが、所詮は他部署の人間なので口出しなどできないから、根本的な解決には繋がらない。

 それに祐君もまた、自身が出納部署所属であるという立場を弁えている。自分の所属の恥になるようなことを他部署の者に言い触らすような真似はすべきでないし、公金を管理する者として守秘すべき内容もある。業務に関わる内容を自部署の者以外に話をするなど、そもそもあってはならないことなのだ。――ただ唯一の例外を除いては。


 祐君は口を閉ざしたまま、その唯一の例外である霞琳に視線を向けた。月明かりに照らされた霞琳は静かに微笑みを浮かべて、祐君の言葉を待っているようだ。

 後宮の全ての宮女と業務を統べる立場にある女官長だけは、出納部署の人間でなくともその状況を知る権限がある。つまり、祐君に今頼れる存在がいるとしたら、霞琳だけなのだ。

 しかし、祐君が最も思い悩んでいることを霞琳に伝えたなら、穏便に後宮を去ることはできなくなってしまうかもしれない。祐君は唇を噛み、目を伏せた。


「……祐君さん。私の話を聞いてもらえますか?」

「……はい。」

「後宮は制約が多く、自由の少ない場所です。それは変えようがありません。ですがその範疇で、皆さんに少しでも幸せに暮らしてほしいと願っています。幸せの形は人それぞれなので、仕事にやりがいを持つことでも、親しい仲間と楽しい時間を共有することでも、何でも良いと思っています。――祐君さんの幸せは何ですか?」

「……私の、幸せ……?」

「はい。すぐに答えられなくても構いません。……ただ、今の祐君さんは幸せとはとても縁遠いように見受けられます。私はそれが気になってしまって。」

「……。」

「私に力になれることはありませんか?今貴女を苦しめているもの、私にも一緒に背負わせてはもらえないでしょうか?」

「でも、私はもうすぐ後宮を去る身で――」

「だからこそ、です。後宮を去るならなおのこと、ここでの日々を辛い思い出にしてはほしくないですし……それに祐君さんは真面目な性格ですから、後宮を出ても今思い悩んでいることを引き摺って後悔しつづけてしまいませんか?」


 祐君は顔を曇らせる。霞琳の言葉は、祐君自身も不安に思っていたことだったからだ。

 煩いを胸に秘めたままなら、静かに後宮を去れるはずだ。その一方で、「黙ったままで本当に良かったのか?」という、正義感から来る自問がずっと己を苛むだろうことも予測できた。

 だが、だからといって後宮を去る前に誰かに吐露するには、余りにも恐怖が大きく、また確証がない不安定な胸の閊えであることも事実であった。

 どうしたらいいか分からずに立ち尽くす祐君の頬に、優しい温もりがそっと触れた。


「……思いきり泣いて良いんですよ。全部全部、涙と一緒に吐き出してしまってください。祐君さんは今までずっと頑張って来た。頑張り過ぎてしまった心を、少しは休ませて労わってあげないと。」


 どうやら祐君はまた泣いてしまっていたらしい。霞琳は柔らかい表情のまま、祐君の涙を拭う。

 祐君の胸が震えた。これはいつもように何だか分からないまま溢れて来る涙ではなく、今まで苦しい日常をやり過ごすために堰き止め続けていた感情が一気に雪崩れを起こしたものだと理解できた。

 一度気付いてしまうと、もう止められない。祐君は顔を歪め、肩を震わせ、小さく嗚咽を漏らす。そんな子供のような泣き方をするのは、一体いつ以来だろう。


「女官長様、私……私っ、気付いてしまったことが、あって……!気のせいかもしれないのですが、気になってしまって……でも、恐ろしくて、誰にも言えなくて……っ!」


 泣きじゃくる祐君の背を摩り、霞琳は何度も頷きを見せながら耳を傾ける。

 流石にあの理路整然とした祐君も、感情のままに涙を零しながらでは話の筋道が乱れに乱れていたが、霞琳はその言葉を一つたりとも取りこぼすまいとして大切に拾い上げていった。


 いつしか月も雲に隠れ、淡い星明りだけが二人の姿を照らしていた。


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