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RAIN OVER  作者: 初流慎
2/4

遅めの青春真っ只中

他愛のない会話から

圭の死ぬ2ヶ月前までは

僕と圭は毎日のように音楽を聞き

「かっこいいから聞いてみて」

が合言葉のようになっていた。

バイト代はすべてCDとレコードで

消えていった。

2人とも100枚は越えていただろう。


この頃、CDのジャケットで選ぶジャケ買いが

二人の中では流行りだし

圭のセンスは良く嫉妬もしていたぐらいだ。


CDだけでは物足りなくなって

ライブにも行きだした。


僕は、高校時代は野球しかしてこなかったから

ライブで歌を歌いダイブをしモッシュをし汗をかき最高だった。

ダサいが遅めの青春真っ只中的な感じだった。


ライブ帰り際にグリーン・デイを僕に教えてくれた中学の同級生ひろの話を圭にした。

絶対にひろと圭が気が合うと確信していたから。


圭はすぐに逢いたいと言ってきた。

僕がひろを紹介していなければ

ひろは圭の事で涙を流さなかったのに。

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