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まったりアクアリストの随想  作者: 八波草三郎


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アクアリウム界のルンバ

挿絵(By みてみん)


 久しぶりにチャームさんからトロ箱が届きました。

 気温とともに水温上昇が防げない季節。どうしても苔も増えてきてしまうので、そんなときの強い味方に来てもらいました。


挿絵(By みてみん)


 水草は新しいロタラです。こちらは次回。

 今回の本命は袋のほう。フネアマ貝さんの登場です。


挿絵(By みてみん)


 彼らの場合、無理矢理引っぺがすのは危険。こうやってビニールごと切ってあげるのが正解です。


 しかし、このままポチャンというわけにはまいりません。水合わせは必要。

 貝類は簡単でいいと主張する情報サイトも散見されますが、経験則として慎重な水合わせをお勧めします。今回はそれを数値として確認してみます。


挿絵(By みてみん)


 まずはPH。

 弱アルカリですね。これくらいなら一時間程度の簡易な水合わせでいいように思われます。


挿絵(By みてみん)


 次はKH。

 一滴目でこんなに青く染まります。嫌な予感がしますよね?


挿絵(By みてみん)


 七滴目で黄色くなりました。KHは7です。


 飼育水のKHは1~2。そこにKH7から簡易な水合わせだけで入れてしまうと、だいたい一週間以内に星になること請け合いです。


挿絵(By みてみん)


 このくらい差があると点滴法で五~六時間かけての水合わせが適当になります。丁寧にお迎えしてあげましょう。


 ご覧のように、チャームさんのような大規模通販ショップでは極端な水質での管理をされている場合があります。このフネアマ貝もおそらく牡蠣殻かなにかを入れた飼育水で置いていらっしゃるのでしょう。


 これはある意味正解です。殻が溶けてしまわないような、彼らに適した措置なのですから。

 逆に魚類などは似たような水質で管理されているので慎重な水合わせは不要なくらいです。


 地元のショップなどであれば魚と一緒に入れてあるのを売っているのかもしれません。その場合は簡易な水合わせで十分。そんな環境にある方が誤情報を出しているのかもしれませんね。


 大手通販ショップを利用する際の注意点の話でした。

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