強敵ボルビティス
トロピカポットのボルビティスヒュデロティを買ったのは約一年前。
すぐに流木に巻いたのですが、このとき付いていた水上葉を全部切り落としたのです。そうすると新たに綺麗な葉を展開すると、どこかの情報サイトにかいてあったのです。
これがそもそもの間違いでした。水質が変化したうえに光合成をする術を失った根茎はいじけた葉しか展開しなくなりました。
それから半年以上、数cmのちぢれた葉を付けただけの根茎が水槽の片隅の住人となりました。
あの情報は嘘です。その方法を採るのは最低でもco2添加は必須でしょう。そのころはまだ添加してなかったんです。
同じ水槽内での株分けでも可能かと思われます。葉を落とすのは幾つかの条件を満たしていなくてはなりません。
いじけたボルビティスの株を前に僕は呆然としていました。もう一度葉を全部落としてみたり、苔た葉っぱをまめに取り除いたり、様々な手段を講じました。
そして最後の手段として、根茎が溶けてしまうのも覚悟のうえで細かく切り分け、溶岩石にアクアリウム用接着剤で貼りつけました。ほとんど葉も無い状態です。
それから数ヶ月。
なんと復活しました。まだ10cmに満たない葉ばかりですが、独特の形状に展開しています。
苦節一年、ようやくここまでやってきました。
当初の計画では、昨年の秋くらいからコリドラス水槽の後景はボルビティスになる予定だったんです。
やっと形になってくれた株をまた幾つかに分けて流木に巻いていきます。
このくらい育っていれば、この夏も越えてくれると願って。




