ボンベ式CO2添加
前回まで化学反応式CO2添加を検証していました。
結果としては最低でも十二日おきの材料入替とそれに伴う作業が必要だと判明しました。時間的には三十分前後の作業でも手間は手間。それに、その周期の入れ替えだとはっきり言ってコストパフォーマンスは決して良くありません。
周期を伸ばす方法を考えました。一日の添加時間を六時間ほどにする案。それに加え、デュフューザーをやめて直添式の器具を導入し、添加量を絞る案です。それなら最大で三週間くらいまでは入れ替え周期を伸ばせそうです。
ですが水草のためにCO2添加をするのに手間とコストを惜しむのも違う気がします。ならば別の方式を導入すべきでしょう。
小型ボンベなら手間は最小限に抑えられます。ですが、コスト面と廃棄物の処理面で問題だらけ。最初から想定から外しています。
となればあいつの出番です。緑のボディの憎い奴ですね。
あれの導入において一番のハードルは入手法。今はネットでも注文できますが少々割高だし、入れ替え時の手順に不安が残ります。ならばまず酒屋さんを当たるべきですね。
幸い、電話してみると用途を問わずで販売していただけるようです。お店の名誉のために伏せますが、地元にもある大手酒販チェーン店でした。さっそく出向いて購入します。
噂のミドボン5kg入りです。堂々と「液化炭酸ガス」と書いてありますね。
とりあえず高さを測定。
一番高いところで54cm。平均的なサイズでしょう。
これを使用するとなれば専用の機材が必要になってきます。大型ボンベに合うレギュレータが必須。
小型ボンベから移行する方が多いでしょうから、その場合はアダプタがあればいいはずです。ですが僕はボンベは初めて。最初から大型ボンベ用レギュレータを準備すればいいわけです。
評判の良いものを選びました。クリスタルアクアさんの「2ゲージレギュレータ」です。
なんと替えのパッキンまで付属しています。良心的ですね。
サイズは外形16mm内径11mmでした。同じサイズなら水道用のパッキンが使えそうです。
ではセッティングを開始します。このレギュレータは手締めで使用できる仕様です。はい、わざとです。
ともあれ男性の握力なら十分に取り付けられる感触でした。女性ならレンチを使ってもいいかもしれません。
バルブを開放しました。室温が16℃でしたので一次圧は50kgです。
気温40℃まで上がると安全装置が働く機構のようです。さすがにうちでもそこまで上がらないはずですが。
同じ画像ではありません。バルブを再度閉鎖して一時間後です。チューブが接続されている辺りに注目。この間に接続を済ませていたのです。
これはミドボンをネット通販している、とあるメーカーさんが推奨しているリークチェックの方法。バルブを閉めて一、二時間後の一次圧を確認します。漏れていれば下がるわけです。機構上、理に適っていますね。
そして添加開始。5kg以上あった二次圧が3.2kgまで落ちています。これがうちのスーパーミストディフューザ―の必要圧力です。
厳密には閉鎖系ではありませんが、パスカルの原理によってディフューザーがバブルを放出する圧力がここで測れるわけです。
以上でミドポンの設置が完了。これで今後は何時間でもどんな量でも安価にCO2が添加できます。とはいっても当面は一滴/一秒に調整してあります。それでも水槽中を細かなバブルが舞い踊っているんですけどね。
ちょっとの勇気といくらかのイニシャルコストを考慮すれば長期にCO2添加を維持できます。
あ、見た目を気にしなければですけどね(笑)。




