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2話

2話目になります。

途中まではできるだけ早く投稿できるように頑張ります。

なんやかんやあってシルフィとの生活が始まったのであった。


んで、家事について一通り教えた後、夕飯作りだ。


今日のメニューは疲れてるから冷蔵庫にある鮭とえのき茸にブナシメジをアルミホイルに包み、バターを載せてホイル焼きでも作るかぁ。


そう試みた俺はシルフィに念を飛ばす。


「おーい、シルフィ」


「はい!」


するとシルフィがトテトテとキッチンまで早歩きで来た。


可愛い。

思わず顔がにやけてしまう。


「お呼びでしょうか?」


「今から夕飯を作るから見てみるか?

王妃なら料理とかしたことないだろ。

この料理は初心者でも比較的簡単に作れて美味いんだぜ?」


「是非お願いします!」


目がキラキラしている。

戦時中から飛んできたと言っていたし腹が減ってるのだろう。

この表情も可愛い。

あぁ、可愛い


「それじゃ説明するぞ」


「はい!」


一通り説明を終え、グリルに入れて終わりだ。


「あとは待つだけだ」


「え?!

この鉄の檻に入れてどうするのですか?

熱気が...これはひどい拷問器具です!」


「勘違いお姫様も可愛い。

これは調理器具なのになぁ...

というか、俺はさっきから可愛いしか言ってない気がする。

ちょっと待て...心の中?」


恐る恐るシルフィの方を見てみると俯いて赤くなっている。


指輪外し忘れてたァァァァ!


やべぇよやべぇよ


すぐに指輪を外し少考する。

どうする...どう言い訳する...

いや無理だろ!

今まで思ってたこと全部垂れ流しだったんだぞ!

俺の思考回路は停止していた。


するとシルフィが必死に何か伝えたそうに俺をつつく。

可愛い。

じゃなくて!

なんだ?

何を伝えようとしている。

俺は再び指輪をはめた。


「大変です!

拷問器具...じゃなかった、調理器具がすごい熱を発しています!」


「やべぇ、焦げる!」

急いでグリルから包焼きを取り出す


「あっつ!」


指が網に触れてしまった。

シルフィがオロオロとした感じでこちらを見ている。

これもまた可愛いのだが次の一瞬俺の中の全てが吹き飛んだ。


シルフィが俺の人差し指を咥えたのだ。

ん?

ごめん。

なんかごめん。

そして画面外の諸君ごちそうさまでした。


「シルフィ大丈夫だから」


「でも、でも」


「ほんとに大丈夫だから。

心配してくれてありがとう」


できるだけ爽やかに笑っておく。

気持ち悪がられたりしたら困るからな。

シルフィの顔が少し赤いが...まぁ、大丈夫だろう。


その後一緒にご飯を食べた。

シルフィはホイル焼きをキラキラした目で見つめフォークで魚を美味しそう食べていた。

ぺろりと平らげてしまったので2つ目を作りこれまた美味しそうに食べていた。


こんなことがあり夜も更けてきた。

そろそろ寝る時間だが...


「あ、そう言えば風呂はいってなかったな」

そう言うとシルフィは顔を赤くして俯いていた。

いかがでしたでしょうか?

今回は料理回でした。

書いている途中にも妄想が膨らみ、作者の私もニヤニヤしながら書いてました。

気持ち悪いですね。

それではまた次回お会いしましょう。

さようなら。

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