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裏話と設定の一部と投稿理由

※めちゃめちゃネタバレ&作者の独断と偏見入りまくりです。

さてまずは、ここまで「つまりこの話はVRMMO異世界転移テンプレもののプロローグ部分を具体的に書いた話なわけだ」をお読みいただきまして、誠にありがとうございました。


小話や裏話、設定のみで出てこなかった部分やこの作品を作った理由等をここで少しお話させていただきます。

続編などに関するネタバレが満載ですので、わいはそんな内容なんぞみとーないわっ!といった方は今すぐブラウザバックするのをお薦めします。


内容は思いついた順に書いてますので駄文です。




・世界観

現実世界のほうは我々の世界とほぼ同じです、少なくとも表面上は。

VRMMOとその関係機器が浸透していますが、それが存在することによる軍事関係や医療関係が発達しているということは特にありません。

あくまでゲームのハード機の1種類としてVRというジャンルが存在するだけです。

FGの世界観は某MMOの世界を基本にしています。フェンリルが最後に放ったスキルでもあるあの名前のMMOですね。作者がやっていたので……

最近のは内容全くわかりませんが、ちょいちょいオリジナル設定を加えただけです。


・FGについて

鋭い方なら気づいたかと思いますのでネタバレしてしまいますが、これ自体が勇者を選び、転送するためのシステムです。

修行の場、という1面も含まれていますね。

実はFGを作ったのは人では無く、名前だけ出てきた「電子精霊」が全て作り維持しています。

中身は転移先の世界をNPCの人格までまるまるコピーしてゲーム用に調整されたものです。

驚異の技術力(笑)が存在するのはこの辺が理由で、魔法的なものがシステムのあっちこっちでちょちょちょいっと……

一応世間的な申請とか法律の関係でちゃんとした会社も会社名も存在しますが、関係ないのでC☆U☆T。


・課金とFGの目的

FGの目的は上で言った通り「勇者選定」と「勇者の修行」が目的です。

結局名前が出てこなかったおっさん達としては、転移した勇者が

「戦ったことが無いモンスターの対処方がわからないプレイヤー」

「装備がいいだけで本人の実力が無いプレイヤー」

「ゲームとは関係無い部分で解決させるようなプレイヤー」

といった人物を召喚したくないわけです。

どんな状況でどんな相手だったとしても実力とセンス、または人脈で切り抜けてくれるようなプレイヤーを選びたいわけです。

それに伴って、課金は序盤を楽にしてゲームをやりこんでもらうために、しかしそれに頼りきって本人の実力が無いままレベルだけ上がるようなことが無いようにという理由から、ヘビー課金ユーザーには非良心的な設定になっています。

つまりお金に頼って本人の努力が少ないようなプレイヤーは勇者として相応しくない、という判断があったわけです。

結果的に安くしすぎて失敗したという設定にしたのは、作中で部下が言ってくれた「彼らは金に頼ってるんじゃなく、効率的な手段がお金を使うだけだった」というセリフを言いたかったためですね。

廃人と呼ばれるプレイヤーの思考は一部でしかありませんが、そういった部分がありますので……

バカにしてるわけでは無いですよ?私自身が一時廃人に片足突っ込みましたから、経験談です(笑)


・両親と料理

両親、実はFGの向こう側の人間です。

取引しているのは「向こう側」と「こちら側」という、異世界間貿易をしているとんでもない人物です。

親父は元勇者、母はそのパーティーメンバー、そして料理は再現ではなく本物です(笑)

どんな勇者だったかとかは全然考えていませんが、FGの設立に関わった重要人物、と考えています。


・異世界で何があってFGが設立されたのか?

実は何も考えてません(←!?)


ウソです、すいません。

実は親父のせいで三神達の世界の負のなんちゃら的なアレが向こう側に流れて固まり、それが魔王的なアレになって異世界の力だからその世界の人では触れない的な設定を超ぼんやりと考えていました。

まだ世界を滅ぼすほどの強さではないため、おっさん達は落ち着いていますが、出来るだけ早く勇者を選んで向こう側に行ってほしいのが本音。

なので一気に勇者候補が増えるかと思われたタイミングでNPCが対応できずに停滞した状況というのは、彼ら的には非常に困ってしまう事態だったわけですな。

だから関係無くかつ親父のネタバレから空中都市に向かうだろうと思われたトライ達に白羽の矢がたった、というわけです。


・音子が戦った謎のモンスターと、彼女の元パーティーメンバー紅蓮さん。

実はトライ達がいなかったら一番勇者に近いプレイヤーだった紅蓮さん。

現在は熟練度を知り、着々と最強キャラを作り上げています。

謎のモンスターはフェンリルにする予定だったのですが、情報の無い敵となるとシャインの頭脳という強みが凄まじく薄くなってしまうので却下。

続編の隠しボス的な立場に変更しよかなと思ってます。予定は未定です。


・直接会話について

感想にて無理があると思っている、と言いましたが、今でも思っています。

だってNPCに無駄にスキル撃つ人とか、ネタ的な行動で話しかけちゃう人とか、VRだから触れるんですし触ろうとする人だっていますよね、絶対に。

そんな中でウィンドウが出るから、なんて理由だけで今まで見つからなかった、なんてのはありえないと作者自身が思っています。

一時なろうで連載された同じくNPCに直接話すことで内容が変わる某作品が無かったら、絶対誰かにつっこまれてただろうと思っています。

私の頭では誰でもできるけど盲点的な理由で主人公しか気づかなかった、という設定がこれしか浮かばなかった・・・OTZ


・固有名詞について

これはもう1つの作品にも共通することなのですが、私は固有名詞というものをほとんどつけません。

スキル名などもできるだけ簡潔にしたり、特定の言葉を英語にしただけだったりその組み合わせだったりです。

トライが最後に放ったデストラクションはエキサイト翻訳で「破壊」を英訳して出てきた「destruction」を使ってますし。(ちなみに「破壊する」になると「デストロイ(destroy)」や「ブレイク(break)」になります)

理由はまぁ単純で、「1回しか出てこないようなもんに名前つけてどうすんねん」という発想からです。

オーガのいた林は二度と出てきませんし、林のような光景も出す予定はありませんでした。炭鉱なんて上位がある、とは言いましたが実際に行った描写をする予定はありませんでしたし。

固有名詞が多くなって「AにBと行ってCの応援を待つからDでEとFしていよう」なんていう意味がわからなくなる可能性のある文章を作りたくなかったんですな、私なら実際にやりそうでしたし!




・なぜこの作品を作ったか

作者的な本題です、大した内容ではありませんがw

もうひとつの作品を放置するほど仕事が忙しかったのに、なぜこっちを投稿始めたのか?ということなのですが……


私はなろうの話は読むのがそもそも好きで、最初に読んだ話が二次創作の転生ものでした。

神様系のテンプレ転移ものでしたね。

それ以来転移もの、ゲーム経験からVR転生ものが好きでよく読ませていただいているのですが、ある時からあることを感じるようになりました。

なんとなくですが主人公の歴史が薄いような気がするなぁ?と感じる作品が目につくようになってきたんですよね。

もちろんスタートラインが転生からですので、歴史を感じさせるような描き方は難しいです。


ですがもしそういった部分が、主人公がどれだけ過去に活躍していたかの具体的なイメージを作者様が持っていないのが原因だったら。

強いことが重要なのであって、そういった部分を意識せずにこれからどうするかだけしか考えていないのであったら。


なにより、私自身がこれから書こうとする作品が、読者様に同じ感想を抱かれてしまうのであれば……


だったら書いてみよう、と思いこの作品の製作に取り掛かりました。

ここまで具体的ではないにせよ、このくらいの活躍をしていたヤツが主人公なんだよ、というイメージを持って執筆できるようになりたいなと思ったんですね。

具体的とかいっといて後半時間をすっとばしまくりましたが(笑)


実際になろうのランキングでも月間、四半期、総合の上位にあるような作品は、うまく過去現在が関係されているものが多いですし。

もちろん全部を読んだわけではありませんので、作者が読んだ作品に限る、とつけさせていただきますが。


この文章を読んだ方が、自分の作品を作る際の参考になれたなら、とも思いますが、さすがにこれを参考にするくらいならランキング作品を参考書代わりに読んだほうが遥かに勉強になりますな(笑)


とりあえず作者がこの作品を投稿始めた理由はこんな理由でした。




こんなもんですかね?

思い出したらまた追加していきまーっす。


ではではこれにて、皆様また会いましょう~。


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