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ー調書ー
被疑者 樫本晴夫
生年月日 昭和○年○月○日
職業 無職
本件は、令和○年○月×日、○県○市立N小学校において発生した殺人事件である。
被疑者・樫本晴夫は、同日午前○時頃、正当な理由なく同校校舎内に侵入し、四年▲組担任教諭・川本栄一(当時四十歳)および同学級在籍の女児三名を殺害したものと認められる。
捜査の結果、被疑者は単独で犯行に及んだと判断され、共犯者の存在を示す客観的証拠は確認されていない。
被疑者は、女児に対する性的嗜好を有しており、これを満たす目的で本件犯行を企図したものと認められる。犯行に先立ち、校舎の構造や出入口の位置を把握していた事実が確認されており、一定の計画性が認められる。
校舎内において、被疑者は担任教諭・川本栄一と遭遇し、抵抗を受けるおそれがあると判断したため、これを殺害した。その後、教室内にいた女児三名に対し、連続して殺害行為に及んだ。
被疑者の犯行動機については、特定の個人に対する怨恨や、過去の人間関係に起因するものを示す事情は確認されていない。
被疑者は過去に教職に就いていた経歴を有するが、本件犯行との直接的な因果関係を認めるに足る証拠は存在しない。
以上の事実から、本件は、被疑者が有する異常な性的嗜好に基づき行われた、極めて悪質な殺人事件であると認定する。




