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― 朝倉の中学校時代の恩師の証言―

取材日時:事件発生から十二日後

取材場所:恩師の邸宅


朝倉が通っていた中学校は、

七年前の事件の記事に出てきた学校だった。


「ああ……

そうか、

君、朝倉か」


「もう、

そんな仕事を

してるんだな」


恩師は、

名刺を受け取ると

少し考えるような顔をした。


「樫本先生が

来たのは、

君が卒業した

次の年だった」


「最初は、

大人しい印象だったな」


「口数は少ないけど、

仕事は熱心」


「勉強も、

教えるのが上手かった」


「生徒のレベルを

よく見て、

ちゃんと説明する」


「評判は、

悪くなかったよ」


「その翌年だ」


「川本先生が

赴任してきたのは」


「生徒からは、

人気があった」


「明るいし、

話も上手い」


「ただ……」


「教職員の間では、

評判は

あまり良くなかったな」


「教材研究を

ほとんどしない」


「会議にも、

遅れてくる」


「女子バレー部の

顧問もやってたけど」


「練習は、

正直、

形だけだった」


「部活中も、

もっぱら

女子部員と

話してることが多かった」


「それを、

注意したこともある」


「でも、

どこか

軽く受け流す感じでな」


「結局、

その次の年に、

私が異動になった」


「だから、

その後のことは、

詳しくは知らない」

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