愛のない契約結婚ですが、推しができたので問題ありません!〜不運令嬢は推しに溺愛される〜
地方の伯爵令嬢ルミティは、地元では「不運令嬢」と呼ばれる不運体質を持っていた。文武両道の兄、聡明で美しい姉と愛嬌たっぷりで領地1の美女である妹マロン。王国からも熱い信頼を受ける父、王家の遠縁でもある母。家族の中でなんの取り柄もないルミティは家のために結婚をするしかないと言われていたが、なかなか婚約が決まらずにいた。
なぜなら彼女はあり得ないほどの不運体質で、さまざまな殿方とのお顔合わせにたどり着けなかったり、お見合いで失敗をすることを繰り返していたから。
そんな中、「お顔合わせなし、即婚約可」というお見合いがルミティ宛に送られてきて、家族は了承。追い出されるようにして嫁ぐのだった。
ルミティが嫁いだ先はなんと公爵家。夫となったヴェルズは、嫁いできたルミティに置き手紙で「愛のない契約結婚として受け入れてほしい」と伝えてくるのだった。
夫の顔も知らないまま、邸宅で過ごしているルミティは夫・ヴィルズの親友で騎士をしているエリアスと出会う。エリアスはヴェルズよりルミティの騎士をするようにと命令されやってきたという。容姿端麗で完璧な彼がなぜかルミティを気に入って溺愛しようとする……しかし、仮にも夫のいる身であるルミティは彼と一線を引き「推し」としてエリアスにできる限りの支援し、エリアスもまたさまざまな不運から守ってくれることに。
そんな中、幸せそうなルミティの噂を聞きつけた妹のマロンがやってきて彼女を実家に戻しまた不運な日々に陥れようと画策。いつもは一緒にいるはずのエリアスもおらず、ルミティは家宝のツボを壊した罪を着せられてしまう。
その時、不運にもヴェルズが帰宅。初めての対面が離縁の場面になるのだとルミティが覚悟をして彼の顔を見ると……そこには公爵として礼服を着たエリアスが優しい微笑みを浮かべているのだった。
ヴェルズはルミティが恋愛をすると「不運」でに見舞われる理由やその原因を見つけるため身分を隠して彼女と接していたのだ。そして、幼い頃からルミティに呪いをかけ続けた妹マロンへの断罪が始まる。
プロローグ
2024/12/01 11:38
(改)
1 不運令嬢、お飾りの妻になる
2024/12/01 12:08
(改)
2 不運令嬢、買い物をする
2024/12/01 18:07
(改)
3 不運令嬢、騎士と出会う
2024/12/02 12:10
4 不運令嬢、「推し」を知る
2024/12/02 18:11
5 不運令嬢、推しに褒められる
2024/12/03 12:10
Side*エリアス 1
2024/12/03 18:14
(改)
6 不運令嬢、買い物に行く
2024/12/04 18:09
(改)
7 不運令嬢、馬に乗る(1)
2024/12/05 18:04
8 不運令嬢、馬に乗る(2)
2024/12/06 18:04
9 不運令嬢、兄に会う
2024/12/07 18:06
(改)
10 不運令嬢 シチューを作る
2024/12/08 18:04
11 不運令嬢 愛の告白を受ける
2024/12/09 18:04
Side*エリアス(ヴェルズ) 2
2024/12/10 18:06
12 不運令嬢 公爵婦人のつとめを果たす
2024/12/11 18:10
13 不運令嬢 疲れを癒す
2024/12/12 18:02
14 不運令嬢 花を育てる(1)
2024/12/13 18:04
15 不運令嬢 花を育てる(2)
2024/12/14 12:22
16 不運令嬢 花を育てる(3)
2024/12/14 18:04
(改)
17 不運令嬢 花を育てる
2024/12/15 18:20
18 不運令嬢 手紙を受け取る
2024/12/16 18:04
Side*エリアス(ヴェルズ) 3
2024/12/17 18:04
(改)
19 不運令嬢 妹に会う
2024/12/18 18:05
20 ルミティ 呪いから解放される。
2024/12/19 18:04
(改)
21 ルミティ 朝食を食べる
2024/12/20 20:03
22 ルミティ 旦那様に内緒のお買い物
2024/12/21 18:01
23 ルミティ 旦那様と買い物をする
2024/12/22 12:02
(改)
24 ルミティ 初めての夜(1)
2024/12/22 18:12
24 ルミティ 初めての夜(2)
2024/12/23 18:05
(改)
25 ルミティ 彼の気持ちを知る
2024/12/24 18:09
26 ルミティ パーティーに行く
2024/12/25 18:04
(改)
27 ルミティとヴェルズ
2024/12/26 18:04
(改)
エピローグ
2024/12/27 18:05
(改)