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賢者の趣味は癖のヤバイ魔剣作りです。  作者: 黒銘菓
雷魔剣ライトニングロッド

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86/91

未来の  パーティー

今章はこれにて最終回です。

 「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははは…………………………………………………………………………………………………………」

 「笑いごとだと思っています?」

 賢者は相変わらず蛇に睨まれたカエルの様。

 騎士団長は仁王や魔王では太刀打ちできない程の威圧感を持っていた。




 「そういえば…………………………そのパーティー。何処に行ったか知っていますか?

 魔剣の犠牲者をこれ以上増やさない為に回収しなくては……………………。

 万が一強敵に向かって言って返り討ちにされたら取り返しがつかない。」

 その眼は真剣そのもの。

 賢者のツッコミで忘れそうだが、忘れてはいけない。人を守ろうとする騎士としての精神を騎士団長シモンは持っているのだ。

 「あぁ、それは心配しないで。彼らが行った場所は私闘技場。別に危険なものは置いてないから。」

 「はい?それはどういう事ですか?」

 賢者はハッとした!

 言ってはいけない事を言ってしまって、滑った口を塞いだ。

 「いや………何も……「説明願います。……………………………そう言えば、こんなものが王立図書館に有ったんですが…………無関係でしょうかねぇ?」




コイ=ミュータツ著

『癖がヤバイけど使えればスゴイ魔法使用法』


デンドローノ=オウルズ著

『古代の闘技場の謎』




 「ギクッ!シモン君。それは……ナニカシラ?」

 賢者の棒読み度と挙動不審度が加速する。

 「王立図書館の司書さんが『コレ、ウチの本じゃないんだけど、何かしらね?』

 と言って私に渡してくれました。

 あの警戒厳重な図書館にしれっと自著を忍び込ませることが出来る人間なんて世界にそうは居ないので直ぐ解りました。

 タツミンさん。あなたの本ですよね?」

 「え?」

 「名前のアナグラムに気付かないとお思いですか?

 ネタは上がっています。観念しなさい。」

 「面白そうなので闘技場とボスのゴーレムを作って宝の地図代わりに本を隠しました。

 もう一つはおふざけです。」

 「タツミンさん?」

 「はい。」

 「正座!」

 「もうしてます。」

「今夜は眠れると思わないで下さい。オールナイトお説教です!」

「(シクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシクシク)……………………………………」











 『古代の闘技場』

 それは古代の遺跡ではなく、賢者が悪ふざけで作った訓練場であった。

 それはつまり、古代の至宝なんてものは無く、宝箱の中身がベタな事も意味していた。



 『ここまで来た未来の人々に授けるは私に非ず。

 ここまで来るに至った己が力、友との協力である。

 その力を研鑽し続ける。これ即ち至宝也。』



 宝箱の中身はそれだけだった。

 「道理だ!」

 「ま、そうね。」

 「ホォホォホォ」

 「そうですね。」



 4人は崩れたゴーレムを背に、現れた宝箱をそのままに、立ち去っていった。

 至宝と共に。







 彼らがこの後、弱きを助け、悪を挫き、困難を振り払う、俗に『勇者パーティー』となることを、この時は賢者以外は誰も知らなかった…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………


 「タツミンさん!」

 「怒らないでシモンくーん!」





















 のだろうか?


『雷魔剣ライトニングロッド』お付き合い有り難う御座いました。

次章の魔剣は今章にて伏線が出ているので、気が向いたらお探し下さい。


 答えは次章にて。

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