ゴーレムVS未来の パーティー2
これから一週間弱、投稿頻度が落ちるやもしれません。ごめんなさい。
やった‼
通った。刃が通った。
この前は通らなかった刃が通った。
『雷魔剣ライトニングロッド』
棒のように見える。というより、竿の名前の通り、棒である。
表面に刃物が付いている訳では無い。
しかし、抜刀するとそれは刃を現す。
鍔部分から切っ先に掛けてロッドの周囲に風が発生するのだ。
ロッド周囲を渦巻くその風は、刃となって、触れたものを螺旋で削り、斬り裂くように破壊する。
雷は出ないが風の魔剣として非常に使い勝手の良い。
しかも、相手は石の躯体のゴーレム。刃こぼれの無い、継続戦闘に適した剣はうってつけだ。
流石は賢者と言えよう。
手首を外される事も無く、斬れたことに喜ぶブレイ。しかし、そう簡単にはいかない。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
石の残骸が巻き戻しでもするかの様に戻っていく。
「ホォ、もう一度やるかのぉ。」
「もう一度!」
ジョゴローとブレイが構えた。
「二人共、一度退がって!
ブレイはゴーレムの気を惹いて!
ジョゴローは回復を!テポンお願い!
私は次の準備にかかるわ。ブレイ!怪我は無いのよね?」
「無傷‼」
「OK!ジョゴローが回復するまで待ってて!」
ゴーレムの回復が若干速くなっている。
周囲を囲う壁といい、再生力といい、前より早くなっている気がする。
賢者様の言っていた事。あれを私なりに考えてみた結果を試す方が良いだろう。
「解った!だがマリッシア!アレを倒しても構わないんだろう‼?」
フラグを建てる。
「やれるならいいわ!怪我はしないでね!」
空を覆う雲が多くなって来た。
さぁ、俺のターンだ‼
この前は傷一つ負わせられなかった。
しかし、今回は違う。魔剣が有る‼
だからといって先走る事はしない。
前回の事で懲りた。
皆で強くなる。それを再確認した。
俺が出来なくても皆が居れば出来るようになる。
マリッシアが何か考えが有るようだし、俺はマリッシアを信じて目の前の相手に集中しよう。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
迫るゴーレムの拳。前より少しだけ早い。それに刃(棒)を払うように当てる。
ガリガリガリガリガリギリギリギリギリギリギリギギギギギギギギギギギギギギギギギ
拳を削り、俺の横を拳が素通りする。
丸い刀身と風が拳を受け流し、同時に削り取る。
攻撃にも適しているが、それ以上に防御にも十二分の性能を誇る。
非常に良い剣だ。
俺はジョゴローの回復とマリッシアの作戦を待ちながらゴーレムとの一対一を繰り広げた。
雲行きが怪しくなってきた気がする……………………………………………………………。
読んで下さる皆さま。評価して下さる皆様、ブクマ、お気に入りユーザーにして下さっている方々、有り難う御座います。
次話も頑張って作っていきます。
なお、拙作の 某ラジオでタイトルと粗筋がウケた 『スタイリッシュ農業バトルの話』 や 令和のご時世に敢えての 『異世界転移×ガラケーの話』等も是非ご覧ください。
感想、評価、レビュー等を聞かせて頂けたら幸いです。宜しくお願いします。
尚、「小説家になろう」に登録していなくても感想は書けるようになっています。
厳しい評価、お待ちしています。(ツイッター的な何かでの宣伝もお待ちしています。)




