ゴーレムVS勇者に成りたいパーティー3
『賢者の趣味は癖のヤバイ魔剣作りです。』&『スタイリッシュ農業』&『異世界最強の武器!それはガラケーだ!(令和元年特別逆行企画)』同時投稿です。
良ければ他も見て下さい。
「ジョゴローさん。回復を今!」
「ホォ!頼むわい。」
一度全員が下がる。
ジョゴローの手は自身の血で真っ赤に染まっていた。
「ジョゴローさん、無茶は止して下さい。あなたは素手なんですよ?」
「ホォ、すまんのぉ。腕の良いヒーラーが居るとつい、はしゃいでしまう。」
テポンの怒りをひらりと躱すジョゴロー。
「ジョゴロー、どんな感じだ!?」
先程の三撃で手首を外されていたブレイが、治った手首を確認しながら問う。
「ホォ………、少しは休ませてやろうかとも思ったんじゃが、無理みたいじゃのぉ。ホレ。」
そう言って目線を横にやる。
ゴォゴォゴ………ゴズジジ…ズズズズズズズズ
足を片方砕かれて倒れていたゴーレムが立ち上がろうとしていた。
その足はジョゴローに砕かれた時よりも損傷度合いが少なくなっているように思える。
そして、それが気のせいで無い事を示すかのようにゴーレムは直ぐに立ち上がった。
「ホォ……頼めるかのぉ?」
「OK!倒したら御免!」
そう言ってブレイが駆けていく。
しかし、ゴーレムが回復すると解った以上。下手な攻撃はブレイが消耗するだけでジリ貧だ。
そもそも物理攻撃の効果が薄い。回復を追い越す攻撃を与えるのは難しいだろう。
ならば………………
「ブレイ!今度は私が魔法で攻撃してみるわ。」
「解った!当てないでくれよ!」
そう言って迫る拳を剣で受け流しながら応える。
『私に出来る最大威力の魔法で絶対に倒す』
マリッシアは覚悟を持って構える。
ブレイが引き付けている間に最大威力を以てあのゴーレムを砕く!
自身の最大の威力を持つ魔法。
周囲の空気がパリパリと音を立て、身体が痺れる。
自身から溢れる魔力制御しきれずに体の外で電気となっている。
危険だが、彼女は決死の思いで、その魔法に集中した。
バリバリバリバリ
体が痺れる。
肉体が握りつぶされるような痛み。
しかし、彼女は真っ直ぐにゴーレムを目で捉える。
絶対に、当てる。
「ブレイ!下がって!」
「解った!」
拳を避けて目一杯後ろに下がる。
ゴーレムはそれを見て気付いた。
後方の魔女が凄まじい電気を帯びていることに。
『電撃狼』
しかしもう遅い。
最大威力の雷魔法が発動した。
紫電が彼女から走り、それは野を駆ける獰猛な狼と化し、ゴーレム目掛けて襲い掛かった。
ゴーレムの身体に埋め込まれた赤い宝石が光る。
狼が何かに掻き消されるように消えていった。
またしてもポイントが増えました!このままガンガン行きます!
目指せ3桁!




