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8.地獄の業火で炒めてやる(2)

 麻婆豆腐や麻婆茄子、といった料理を、市販の合わせ調味料に頼らず一から作る人というのを、みのりはあまり知らない。


 あまり知らないが、ごく身近に例外はいるもので、それが料理好きな繁であった。

 彼は、こっくりとした味噌味は好き、だが辛いものは食べられないという幼い頃のみのりのために、辛くない麻婆炒めを手作りで拵えてくれたのである。


 特に、油をじゅわっと吸った茄子はみのりの大好物で、それは彼女が辛い物を平気で食べられるようになっても変わらなかった。

 繁の料理で好物は数多くあれど、白いご飯が最も進むおかずは、と聞かれたら、みのりは悩んだ末に、この麻婆茄子を挙げる。


(もっとも、成人した今となっては、「ビールが最も進むおかず」に変わった気がしなくもないけど)


 みのりは一人暮らしを始めてから、カシスオレンジを舐める同年代の女友達をよそに、こっそりビールや焼酎で臓腑を鍛え続けている。

 結果、同年代の女子に比べれば、かなり渋い酒の好みを持っていた。


 辛く、濃厚な味わいの麻婆茄子は、弾けるビールの最高の相棒だ。

 麻婆が進めば、ビールも進む。

 舌を刺す辛さと、爽快な酒の飲み口は、鈍い相手であれきっと刺激してくれるだろう。


(調味料さえそろっていれば、作り方は意外にシンプル。茄子を揚げて、炒めたひき肉とネギと調味料の中に入れて、混ぜるだけ)


 繁から改めて確認した段取りを、何度も何度も頭の中で反芻して、みのりは頷く。


 一人だったら、茄子の皮むきやネギを刻む段階でお手上げだったろうが、幸いここには、地獄謹製の皮剥ぎ器や、粉砕碓がある。

 家庭によってはなかなか台所にない、豆板醤も無事発見した。

 危険な素揚げ作業も、油釜の扱いにすっかり熟達した人魂軍団がいれば、怖いものなしだ。


 勝算あり、と拳を握り、みのりは眼前の光景を見つめる。


 刀林処そばの広いスペース――すっかり「調理場」として定着したそこには、真の声がけによって次々と必要な拷問器具が運び込まれ、死者たちがずらりと陣形を取ったところだった。


「……毎度、今更の質問だけど、今日もまた、拷問器具で料理するの……?」

「もちろんよ。安全には最大限留意するから、安心して」


 レシピを吐き出させられてなお、繁はみのりがこうして料理することを、制止せずにはいられないらしい。


 やはり彼は心配性だし優しい。

 思わずきゅんとして、照れながら親指を立てると、なぜだか繁は遠い目になった。


「僕はさ、みのりちゃんがこうして『料理』をするたびに、なんだか鬼軍曹みたいな進化を遂げてることに、保護者として懸念を抱かずにはいられないんだけど……」

「鬼軍曹? おかしなことを言うのね、繁さんたら」


 思わぬワードに首を傾げる。

 調理に必要な過程を、死者の皆さんにわかりやすいよう代表して叫んでいるだけだというのに、その言われようは心外だ。


「おう、準備完了だ! いつでも始めてくれていいぜ!」


 とそのとき、真が声を掛けてきたので――彼もまた、人魂軍団の中に紛れていた――、みのりは思考を切り替え、ぱっと「調理場」に向き直った。


 顔を引き締め、ずらりと整列した彼らの前に踏み出る。

 それから、調理場の奥――ちょうど刀林処の麓からやってきた人影を認めて、小さく唇の端を持ち上げた。


 馬頭鬼、豪炎。

 麗雪は無事彼を説得して、この場に連れ出してきてくれたらしい。


「総員――」


 凛とした視線で一同を見渡し、口を開く。

 調理の開始にふさわしい、気合いの一言を彼女は叫んだ。


天冠(てんがん)、着帽!」

「天冠、着帽!」


 その時みのりの脳裏には、台所に立つ繁の姿が浮かんでいた。


 思えば彼はよく、「エプロン、装着!」と叫びながらエプロンを着けて、幼いみのりをきゃっきゃと笑わせてくれたものだ。

 地獄にはエプロンは無かったので、皆さんには額の三角布を巻きなおすことで、気合いを入れてもらっている。


「着帽よし! 掛け声! 安全――」

「第一!」


 そしてまた繁は、「よしっ」みたいな、短い掛け声を発することも多かった。

 台所の安全や、調理の成功を願う気持ちがぎゅっと詰まったその声は、聞くたびにみのりを嬉しい気持ちにさせたものだ。

 その流れを汲み、ここでは――繁がやたら「安全に気を付けろ」と小言を言うこともあり――安全第一の標語を叫んでもらっている。


 完全なコールアンドレスポンスは、やはり集団の団結力を瞬時に高めるものだ。

 死者軍団の気運も、ぐっと高まったのを肌で感じる。


 余熱担当の人魂が速やかに釜の下へ移動し、ふわっと最初の火を熾しはじめたのを見て、みのりは一つ頷いた。


 地獄の調理の始まりだ。


(見てなさい……)


 面倒くさそうな顔で、死者や拷問器具の並んだ空間を眺めている馬頭鬼を見て、思う。


(地獄の業火で……美味しく炒めてやるんだから)





***




 麗雪に、「たまにはおまえも、みのりたちの作る現世飯を食うてみぬか」と誘い出されたとき、最初に浮かんだのは「面倒そうだ」という感想だった。

 珍しく麗雪は愛想笑いなど浮かべ、猫なで声を出しているが、豪炎は既に、彼女が自分を金ヅルに仕立てるつもりなのを知っている。


 それでも、同僚が精いっぱい、似合わぬ企みごとをしているのが多少興味深かったのと、それ以上に、ここで断って拗ねられたら、後々面倒そうだという無精な気持ちとが働き、豪炎は大人しくこの場――いつの間にかテーブルと椅子の設えられた、刀林処脇のスペースにやって来た。


 魔獣の肉であれ、現世飯であれ、結局は腹に詰め込むだけだ。

 食わせたいというのなら、食ってしまえばそれで終わりだろう。


(現世飯か。……食材をこねくり回しただけの、味気ない代物だったな)


 実は豪炎は一度だけ、以前の同僚に連れられて、現世飯を出す店に赴いたことがあった。

 なるほど確かに、獄内では見ない様々な器具を使って、随分な手間暇と調味料を使って調理するようだが、彼からすれば、食材をこねくり回しただけの代物としか映らなかった。


 どうせ味などわからないのだ。ならば、簡単に腹が膨れるほうがいい。


 麗雪は、「作る過程もぜひ見てくれ! 胸が熱くなるから!」と勧めてきたが、それがまたわからない。

 死者たちが、拷問器具を流用して慣れぬ調理をしていることは、以前見たので知っているが、それがなぜ胸を熱くさせるというのか。


 が。


(……なんだかこいつら、いつの間にか随分と統制が取れて来ていないか?)


 眼前に広がる光景に、豪炎はつい怪訝な表情を浮かべる。

 そこでは、廃品と化していたはずの拷問器具が美しく並べられ、死者たちが等間隔を保ちながら整列していた。


 彼らの表情は皆、豪炎が配属初日に見たものよりも、ずっと凛々しく引き締まっている。

 調理、というよりは、戦場に臨む兵のような、気迫と緊張感があった。


 そしてその理由は、すぐにわかった。


「安全――」

「第一!」


 よくわからない標語を叫んだと思ったら、彼らは即座に人魂の形に転じて、ひゅんっと持ち場に移動する。

 そのまま人魂状態を維持して巨釜を温めだす者、紫色の物体――野菜だろうか――を素早く三途の川で洗ってザルに移す者、粉砕碓に肉塊を並べる者、杵を天高くまで持ち上げる者。

 行動は様々だったが、その動きに隙は無く、集団の高い結束力と、燃えるような闘志が感じられた。


(そう、燃えるような闘志。まるでこれから、戦でも始まるかのような――)


 ふと浮かんだ比喩が、我ながら不思議で首をひねる。

 そんな豪炎をよそに、小娘――みのりが、まるで大軍を指揮する大将のように、高らかに片手を挙げた。


「粉砕碓部隊。肉塊に向かって……発破!」

「発破!」


 ――どぉ……んっ!


 彼女が軍配を操るかのように右手を振り下ろすと、杵を持ち上げていた死者たちが速やかに両手を放し、落下させる。

 たちまち動物の肉塊が粉砕され、滑らかなミンチ肉に仕上がった。


「うむ、何度見ても鮮やかな仕事だ」


 いつの間にか横の席に着いた麗雪が、満足そうに目を細めて頷く。


「粉砕碓に粗さ調節機能があることを、教えてやってよかった。はは、やつらめ、私よりよほど巧みに碓を使いこなしておる」

「…………」


 なにか、一文の中にいろいろとツッコミどころがあった気がしたが、もしかしたら自分が知らないだけで、これが現世飯のスタンダードな現場なのかもしれない。

 よって豪炎は、ぼそりとこう呟くに留めた。


「……粉砕することの合図は『発破』でいいのか」

「知らぬのか、豪炎。現世うつしよでは、対象を爆発四散させる現場では、必ず『発破』と叫ぶのだぞ」


 根拠の無いドヤ顔を浮かべた麗雪が胸を反らせる。


「……そうか」


 ひとまずツッコミは棚上げすることにして、豪炎は続きを見守った。

 みのりの指揮は確かに的確で、ミンチ肉を取り除くと同時に素早く碓を拭き取らせ、そこに何やら、白く細長い野菜のようなものを敷き詰めていく。


 目盛りを調節した後、それらも同様に「発破」して粗みじんにすると、取り除き、最後に赤い何かと白っぽい小さな塊を敷き詰め、それらも砕いた。


 完璧に器具を制御し、死者を統率してみせるみのりに、知らず豪炎は顎を撫でた。


「……あの娘、鬼であったなら、獄卒の素質がありそうだな」

「うむ。私も同感ぞ。あやつの豪胆さと、大切なもの(シゲ)のためなら手段を選ばぬ割り切りぶりは、正直痺れる」

「……『向こう見ず』と『冷酷』の誤りだろう。好ましい要素ではない」


 手放しでみのりを認める麗雪に、つい呟いてしまう。

 基本的に、人間とは鬼にとって下位の存在だ。

 それを手放しで認める発言をしてみせる同僚に、豪炎は少々呆れたのであった。


 が、麗雪は「そうか?」と首を傾げる。


「みのりは思いのほか、情の厚い娘ぞ。私を無体に扱うが、いつも結局、なんだかんだと世話を焼いてくる。それに、やつは好き嫌いがはっきりしているが、その分、自分の心に嘘はつかぬ。私は、好ましいと思うがな」

「…………」


 麗雪の言葉に、偽りの色はない。

 豪炎は無言で肩を竦めた。


 さて、ここから調理は複雑化する。


 片方では肉の炒め作業、もう片方では大量の野菜の皮むき作業という、並行推進作戦だ。

 巨釜も、肉を炒めるためのものと、揚げ物用と思しき油を張ったものの二つが並んでいる。


 よく洗った紫色の野菜が、次々と器具にセットされるのを見て、豪炎は目を細めた。

 斜めに傾いだ板と、その上の三か所に設置された、湾曲した刃。

 人間が見たなら、「刃物が飛び出た滑り台」とでも表しそうな形状の、拷問器具だ。


「……あれは、皮剥(かわは)ぎ台か?」

「いかにも。だいぶおんぼろで、まだらにしか皮を剥げないのが難点だったが、野菜の皮を縞目しまめに剥くのにはちょうどいいそうだ」


 皮剥ぎ台とは、亡者を滑らせて、その肌を剥ぐための拷問器具であったが、まさかの転用である。

 合図とともに、亡者が次々と野菜を転がしていく。

 紫色をしたそれは、するんするんと台を滑り、縞目に皮を舞わせていった。


「皮剥ぎ部隊、ナイス縞目! 茄子の皮の艶は、えぐみ成分が多い証拠でもあるので、こうすることでえぐみを抑えられます。ありがとう。続いて、茄子を乱切り! 切ったらすぐに、油釜に投入、素揚げします!」


 高台に昇ってそれを見届けたみのりは、合間合間で作業を労いつつ、矢継ぎ早に指示を飛ばす。

 もう片方の部隊は、ちょうど巨釜でひき肉を炒め終えたところだった。


「ひき肉の全体変色を確認。次、にんにくを投入! 合図を待って唐辛子! からの豆板醤と甜面醤! チキンスープ部隊は、後方で攪拌を開始!」

「おおおお!」


 死者たちは一丸となって、ひき肉の入った釜に、にんにくと呼ばれる白っぽいものを投げ入れてゆく。 じゅっ、と釜が鳴き、たちまち辺りに香ばしい香りが広がった。

 次いで、唐辛子と呼ばれる、赤い粉。

 どろりとしたペースト状のものを二種。


 それらを、釜を揺らしながらがつがつと炒める。

 三尺三寸箸を操る死者も、釜を揺らす死者も、火力を維持する死者も必死だ。

 みのりもまた、戦局を占う指揮官のように、じっと釜を見つめている。


 その、圧倒的な緊迫感。そして一体感。

 世界を揺らすような激しい釜捌きに、思わず、豪炎は喉元に手をやった。


(これが……胸が熱くなるという感覚なのか……?)


 たしかに、先ほどから汗ばむような感覚があるし、喉から胸にかけて熱を感じる。


「うぇげほ……っ、みのりのやつめ、唐辛子を入れ過ぎではないか!? 風に漂ってくるぶんを吸い込むだけで、噎せるレベルぞ……!」


 横で、麗雪はごほごほと咳き込みながら胸を掻きむしっていたが、もはやそれが視界に入る豪炎ではなかった。


 じゅうじゅうと激しい音を立てて、肉と調味料が絡まる。

 炒めるほどに、徐々に赤い、透き通った油が分離し、釜の表面で、まるで滴る血のように揺れた。


「辣油の、分離、確認!」


 みのりもまた、喉をかばうように押さえ、声を枯らしながら、叫ぶ。


「チキンスープ、を、投入……!」


 ――じょわぁあああああああ!


 ひときわ大きな音を響かせて、白濁した液体が釜に流し込まれる。

 同時に勢いよく立ち上った蒸気は、さながら白い龍のようだった。


「茄子……! 酒……! 砂糖、しょう、ゆ……!」


 蒸気の一部を吸ったみのりは、ごほっと激しく噎せ、細い体を折り曲げるようにして屈みこむ。

 しかしすぐに立ち上がり、投入すべきものの名前を、絞るようにして叫び続けた。


「みのりちゃん! もういい、もうやめるんだ、これ以上唐辛子の粉を吸い続けたら、肺が焼ける!」

「そんな……わけには……。だって、せっかく、料理のさしすせそを、覚えた、のに……っ」


 息を荒げるみのりを案じて、繁と名乗る男の魂がひゅんと駆け寄り、背中をさする。

 それはさながら、拳が砕けてなお闘い続ける戦士と、それを案じる家族。

 あまりの臨場感に、「本当にそれは戦うべき場面なのだろうか」という疑問は飛んで消えた。


「うぅ……なにやら、鼻水まで出てきたぞ……っ」


 果たして感動によってか唐辛子の刺激によってか、麗雪がぐすっと鼻を啜る。

 豪炎もまた、無意識のうちに手に汗を握った。


「味が絡まった、ら、……みじん切りにした、ねぎ、を……! ぐぅ……っ、人魂部隊、鎮火! よ、弱火に……っ」

「みのりちゃん!」


 再びくずおれたみのりに、繁が必死の形相で叫ぶが、彼女はそれを払い、よろりと立ち上がる。

 巨釜の火が弱火になったことで、にわかに静かになった周囲を、透徹した瞳で見渡した。


「これより、……最終段階、に、入ります」


 唐辛子に肉体的な影響を受けない死者たちも、その気迫にじわりと汗を滲ませる。

 巨釜の下に陣取る者、揺らすべく巨釜の縁を掴む者、三尺三寸箸を構える者。

 皆一様に息を呑み、静かに指揮官(みのり)の指示を待つ。


「水溶き片栗粉の、投入を、合図に――総員……全力で、炒める!」

「おおおおおお!」


 天を突くような鬨の声に、豪炎は確かになにかの情動を感じた。


「友情!」

「おおおおおお!」


 水溶き片栗粉を受け入れた傍から、巨釜下の人魂が、一斉に炎の出力を上げる。

 炎と炎は手を取り合うように絡まり合い、まさに業火の様相を呈し、時に鍋の表面をぶわっと駆け抜けていった。


「努力!」

「おおおおおお!」


 ほかの部隊も負けてはいない。

 彼らは額に汗の粒を浮かべ、必死の形相になりながら、箸を揮い、あるいは鍋を揺する。

 そのがつがつと轟く鈍い音は、心臓の奥を揺さぶるかのようだった。


 片栗粉を加えられ、一度濁った液が、急激に強まった火力を受け、ごぼごぼと泡を立てる。

 泡は最初静かに、徐々に大きく。

 最後には猛々しい音を、辺り一面に響かせた。


 同時に、液の色も、まるでベールを脱ぎ落すように色を取り戻してゆく。

 濁った赤茶色から、赤へ。

 (あか)く、もっと深紅(あか)く――!


「勝利ぃいいいいいい!」

「ぅおおおおおおおお!」


 完成の証なのか、最後にみのりが緑色のなにか――万能ねぎというらしい――を巨釜に花吹雪よろしく撒き散らすと、大地を揺らすような怒号が湧き起こった。


 圧倒されて押し黙る豪炎の横では、麗雪がばっと立ち上がり、猛然と拍手を始めていた。

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