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殺りに行きましょう。まずは頭です。

不適切な表現がございます。

レイプ表現等が苦手な方等、マイルドに仕上げたつもりですが苦手な方はバック推奨です

「主様どうするのですか?」

 ダンジョンへ帰える途中ベルゼが聞いてくる。


「まず一番近くにある国は何の種族でどこの国だ?」


「一番近くにある国は人族絶対主義の国で帝国と名乗っております。人族の中でも上位の国で、最高位に皇帝を置きその皇帝の命令は絶対であり、命に背いたものや達成できなかった者には極刑や暗殺もなされる国となっております」


「ふ~ん、皇帝の寝室とか玉座の近くに避難経路とかありそうだけどさ、あった?」


「流石主様、寝室・玉座共に城外へと続く秘密の道がございました」


「じゃあ今から暗殺しに行こうか」

 そう嗤ってやる


「暗殺ですか?侵攻ではなく?」

 困惑顔のベルゼに向け更に笑顔を深くする


「ベルゼは正直者だな。狙える王将は最初に獲っちゃうのが楽な戦い方だよ。それができる情報力も、戦力もあるんだから殺らなきゃ損でしょ」

 思念をソウガに送り、ダンジョンに戻り次第精鋭部隊500体で、帝国付近にある町や村を蹂躙することを命じるとソウガが速度を上げダンジョンへ向かう。

「行ったようですね。我々二人で暗殺を?」


「いや、お前は情報規制へ迎え、ソウガの討ち漏らしや、目撃者の抹殺それと、情報網から今回の件で起こる各国の反応を調べろ、トップの考え・軍トップの考え・軍所属の者達の考え・商人の考え・そして民の考え。これらをまとめておけ、此方から少し手を加えれば内部崩壊する国もあるだろう。奴隷やらなんやらがクーデターを起こす事もあるだろう。分かったら行け」


「はい。我が主様の御意思のままに」

 そう言い速度を上げてすぐに見えなくなる。


「じゃあ俺も行くかな」

 風の魔術で速度を上げていく。魔術で速度を上げる為SSS+の速よりも速い移動が可能になる。本当に便利過ぎだと思う。



 数分程で帝国付近に到着した。

 会合の時間もあり、すでに周囲は闇に包まれる時刻になっていた。

 帝国の城付近には、世界樹の結界をマネして作ったのか結界が張られている。

 まぁ魔術で造った複雑な結界ではなく魔法で造ったであろう規則正しい魔力の並びの結界だ。

 魔術を使える者にとっては、自分達が通れる穴をバレずに開けるなんて造作もない事だなと思いつつ結界を抜ける。

 実際結界を破壊せずに、バレずに一部を作り変える事が出来る者はマスターにも長にも居ないのだがそんな事には気づけない。


 皇族がお忍びで出かける為に造ったであろう、抜け道を逆走し場内に進入する。

 魔術で闇を纏い、天井付近を飛んで行く。

 近衛や、巡回の騎士をスルーして皇帝の寝室へ向かう。


 どうやら皇帝はお楽しみのようだった。

 皇帝の部屋には鎖に繋がれた者達が多数いた。

 娼婦の様な者から教会のシスターの様な者、普通に町を歩いていたであろう格好の町娘、年齢もロリっ子から美女ぐらいまでだろうか、それらの者達が鎖に繋がれ檻に入れられている。

 恐らく檻の中から日替わりで夜の相手を選んでいるのだろう。

 皇帝は今も俺の存在に気づかず腰をヘコへコしている。

 後ろから近付き抱かれている女を見る。目が虚ろでどう見ても同意の元での行為には見えない。

 まぁ権力を持った男なんてこんなものかと思いつつ全裸の皇帝の首を落す。


「暗殺終了。おっさんオメデトウ女の上で死ねるなんて幸せな人生だったな」

 そう言い皇帝の生首を掴んで部屋を後にした。


 首は綺麗に串刺しにして城下町の大広間に設置して帰ってきた。

 腐った国の腐った頭が落ちたら次は息子さんが乗るのかな?

 そんなこと思いつつダンジョンに帰り眠りに就いた。

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