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fribble  作者: ユーフラテス川流域にて
メンチカツ編
7/17

第七話

私は、警官の言っていた、「メンチカツ」に引っかかった。

それを聞いてから私はネットで「メンチカツ」を調べた。


正確には、ニュースで流れてきた「メンチカツだけが残り失踪する事件多発」という言葉を聞いてからだったが、私はもうメンチカツに夢中になった。


ネットによると、


『生暖かいメンチカツが残って失踪の謎』


『そのメンチカツが喋りかけてきたとかキチガイワロタ』


『私の中でお兄ちゃんは生き続ける』


など、不思議なことばかりだ。


「喋るメンチカツ・・・それはつまり、メンチカツこそが失踪した人だということ?」


私はそんな荒唐無稽な物語を思い浮かべた。


「バカバカしい。」


そんなわけない。お兄ちゃんはメンチカツになんてならない。人間はメンチカツになんかならない!


「メンチカツが喋る?や


本当にキチガイ!ありえない!


私はいろんなことを思い浮かべては否定を繰り返した。

でもあることに気がつく。

否定し続けていたら答えが遠退く気がしたのだ。



***

作:ナルミネ

***

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