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fribble  作者: ユーフラテス川流域にて
メンチカツ編
3/17

第三話

もう嫌だ。


何をしても上手くいかない。


上司にゴマを擦る同僚が出世していき自分は置いてかれ、ミスを責められる。


もう嫌だ。


家に帰る途中スーパーで自分の好物のメンチカツをたくさん買った。

帰ってからまるでやつ当たるかのようにメンチカツを頬張った。


そして思った、メンチカツになれれば、ただ食べられそれで終わり、苦痛なのなく楽なのではないか、と。

満腹になった私はベットに横たわり眠りに落ちた。


目が覚めたら私はメンチカツになっていた。

昨日の願いが叶ったとでも言うのか、それかこれは夢か?


私が混乱してると妹のテスタロッサが部屋に入ってきた。


「お兄ちゃん~また私のパンツ勝手に履いたでしょ~ もうやめってって......あれ?いない?」


妹が言っていることに見に覚えもある.....これは夢ではないのか...?


「お兄ちゃんどこいったんだろ?あれ?なんかベットにメンチカツある」


妹が私を手に取る、この感覚はまるで夢に思えない....まさか!


「おいしそ~」


「ちょっ まt」


「あむっ...もぐもぐ」


「ん"ぎも"ち"い"ぃ"」


こうして私は食べられた。

スイーツ(笑)



***

作:タスマニアン

***

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