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ふと頭をよぎる、そんな何か【詩集】

綺麗事論法破壊思考

作者: 春風 優華

ありがとうございます

ごめんなさい

どういたしまして

いえこちらこそ


日々繰り返す

挨拶たちは

どれもこれも

綺麗事


綺麗事は嫌いだと

言ってるあいつも唱えてる

無意識のうちの綺麗事

お澄まし化します綺麗事


世界のすべてを救いたい

困ってる人を助けたい

八方美人のあいつもそいつも

ぜーんぶまとめて綺麗事


世界平和を唱えてる

戦争反対訴える

みんな平等笑ってる

社会がすでに綺麗事


綺麗事は悪くない

綺麗事あっての世界だから

綺麗事は悪くない

そこからどう動けるかだから


しかし僕だけは否定する

支える立場で否定する

真っ向勝負で否定する

世界すべてを定義する


綺麗事論法破壊思考

これが僕の最終結論

世の中すべての綺麗事を

中から外から壊してく


きっとあいつは言うだろう

なんかおかしなやつなんだ

きっと誰もが言うだろう

どうも変わったやつなんだ


綺麗事を使わないわけ

僕は逃げてるだけなんだ

所詮そんなの綺麗事

僕には到底叶えられない


あいつはどんな夢を見る

それはどうやって叶えてく

そんなすべてが綺麗事

唯一僕の破壊対象


そんな僕だって綺麗事

逃げた果てに綺麗事

綺麗事論法破壊思考

そんなこんなで綺麗事


世の中すべての綺麗事を

破壊したらきっと良い

それはもう綺麗事じゃない

ちゃんと現実のものなんだ


僕はまだ唱え続ける

綺麗事なんかにもう逃げない

僕は僕を突き通す

綺麗事論法破壊思考


君の魅るもの僕に視せて

僕はそのために戦うよ

武器はもちろん僕だけの

綺麗事論法破壊思考


大切なんだ綺麗事

それでも戦う破壊思考

僕だけ使うこの論法

綺麗事論法破壊思考


みんな頑張って

僕は期待してる

この世界を守ろう

綺麗事は好きだ


綺麗事ってなんなんだろう。私は考えた。

綺麗事っていうとなんとなく悪いイメージがある。

そんなもの所詮は綺麗事、とこのように所詮とかつけられてしまうような、あざ笑うような言い方をされる綺麗事。

だけど、そんな綺麗事にも良いとこはあると

、この詩のなかの僕は思ったのでしょう。もしかしたらいいところしかないとまで思ったのかもしれません。

これを読んでくださった皆様は、綺麗事を、この破壊思考をどのように捉えましたか?


最後に、読んでくださりまことにありがとうございました。


2012年 8月7日 春風 優華

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― 新着の感想 ―
[一言] 形から入ってみるのもいいやり方だと思いますよ。 ただ、それに実が伴わないとやっぱり「きれい事」だと言われちゃいますね。
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