きゅうじゅうろっかいめ 雪を求めた
昨日降った雪はすっかりと消えて、朝から晴れ空が広がっていた。
カーテンを開けたあと窓辺から、路上には無かった雪の残滓を探して、遠くを見る。すると、標高が高い山の山頂辺りに白くなっているところをちらほらと見かけた。
きっとあれは雪に違いない! なんて寝ぼけ眼を擦りながら朝から嬉しく思った。
不思議なのが、手前にある、同じくらいの標高の別の山のうえには雪が被さっておらず、もっと奥のほうにある標高が低い山には雪があったことだ。
気温の違いなどもあるのだろうが、それでも雪の有無が変わるくらい激しいものなのだろうか。
そこまで考えた私は、基礎的なことに気がついた。
雪が降らなかった可能性もあるということに。
そこまで考えた私は、なんだか朝から変なことにばかり思考を巡らせたことに少しだけ笑ってしまった。
話が随分と変わるのだが、もうこの時期だし仕事納めをした、という話を友人間で聞くようになってきた。
つい昨日、忘年会帰りの友人と話をしていて、そんな話をして、今日職場の人とよいお年をと言い合った。
私は年末の「よいお年を」という挨拶が好きで、年末に会って会話をすると必ず言うのだが、言うたびに少しだけ気分が明るくなるのだ。
これだけに限らず、あいさつは気分が上がるので、積極的にしている。




