よんじゅうよんかいめ
今日はスーパームーン!
月がいつも以上に燦然と輝いてた。
夜空の雲の輪郭さえもはっきりと分かるほどに明るく、夜道とは思えないほどだった。
雲が結構多く、月にもうっすらと雲がかかっていたのだが、雲の向こう側からこれでもかと存在を主張していた。
雲にかかったタイミングで、月虹のようなものも見え、なんだかとても嬉しい気持ちになった。
私のスマートフォンでは、あまり綺麗に夜空は撮れないからあまり撮っていないのだが、今日は月が凄く輝いていてくれたおかげで、夜空も綺麗に撮れた。
その撮った写真が深海のようで、また嬉しくなる。
出始めた時が殊更大きくて、綺麗で、赤く輝いていたのだが、5分もしないうちに黄色の光に変わってしまったので、写真が撮れていないのが少しだけ残念だ。
とは言え、写真が撮れないからいいものもある。
私の普段の夜空がそれだ。
月のあかりで雲の輪郭がはっきり分かっても、写真には映らない。
月の形がはっきりみえて、月の表面も見えるのにそれは映らない。
でも、見えている。
形には残らないけど、綺麗だと思った心も、それを誰かと喋ったことも、色褪せてはいない。
私が写真を撮ることが好きな理由の一部は、写真を見たら撮った時のことを鮮明に思い出せるからなのだが、そうじゃない部分もきちんと覚えられているような気がして、なんだか嬉しいのだ。
だから、私は夜空が綺麗に撮れなくても、撮れても嬉しい。
今日の夜空は形に残った。
ただ、そうじゃない部分も大事にしようと、改めて思う日だった。




