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よんかいめ

 私は、ふとした瞬間に突然誰かから言われた言葉を思い出す。

 それは、言われて嫌な言葉だったり、嬉しかった言葉だったり。様々だが、大抵は少し嫌な気分になることが多い。


 一度考え始め、どつぼにハマった時などは酷く、「なんでこう言われたのだろう」「なんでこの言葉になったのだろう」等と、そんな考えても仕方のないことばかりが頭を周りつづけてしまい、何をしても頭の片隅に残るように、反芻するようになってしまう。


 結局のところ、相手がなぜ自分に対してそのような言葉を使ったのか、真意は相手から言われないと分からないし、言ってくれたとてそれが言った時の心境とは少し違ったものになってしまうんじゃないかと思っている。

 だからこそ、反芻し、なんでそんな言葉に繋がってしまったのか、相手の心境を考えてしまう。相手の事を知りつくしたいという、不健全な思いすらも浮かんでくる。

 自分のそのような状況は、執着、固執であろうことは理解しているが、一度はまりこむとどうにもグルグルモヤモヤが止まらなくなる。


 最近は、二度手をうち鳴らすことでそのような思考のループから抜け出ることは出来るようになったが、自分はどうにも思い込みが激しいように感じてしまう。

 と言うのも、結局のところ相手がこう思ったからこの言葉を言ってきたのではないかと決めつけの結論に至り、まるでそう言われたかのように思ってしまうからだ。

 自分がそんな思考に流れていると気がついてからは、なるべく決めつけないよう、思い込まないようにしているが、どうにもその片鱗がたまにちらりと顔を出してしまう。


 そして、相手から言われたと自分を縛ってしまうのだ。

 ある種の被害者意識も働き始める。

 こんなことを言われたから傷ついた、こういうことをされたから自分はこうした。

 結局のところ自分で決めた行動、吐いた言葉。なのにそれをまるで他者が起こした言動に依存するかのように考えてしまう。


 そんな時こそ、深く考えず、相手の気持ちを押し図ろうなんてせずに、自分がその言葉を言われてどう思ったか、かんじたか。それだけを重視して、被害者になりそうになった時は、今一度自分を振り返るようにしている。


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