さんじゅうさんかいめ
最近知ったのだが、丸ハラスメントと言うものがあるらしい。
上司からの連絡に句点がついていると、威圧感があり丸ハラスメントに繋がるそうだ。
なんだか来るところまで来てしまったなぁ、というのが私の感想だ。
私が小学生の頃からある、「先生にいってやろー!」と同じものを感じる。
言ったもの勝ちみたいなところはその頃に気がついてしまったのだが、小さな社会の中でも些細な言い合いっこから大きな諍いに発展してしまっていたのに、この情報社会のなかで言ったもの勝ちはなかなか酷いものを感じる。
SNSを少し覗くだけで辟易としてしまうのに、それがさらに加速しているのだ。
最初は、なんだか丸ハラなんて言って嫌だなぁなんて、自分が怒っていると思ったが、感情はどうにも外には向いてない。
丸ハラスメントと、それに連なるものを何度か反芻していると、だんだんやるせなさだとか、寂しさが浮き彫りになってきた。
と、言うのも句読点は昔からあるもので、私としてはそれを大事に生きているのだ。
なんだかそれを威圧感があるからハラスメントな! なんて言われているような気がして少しだけへこんだのだ。もっとも、その思考を止めようとは思えないし、威圧感があると言うように言われてからなんだか自分でも威圧感があるように思えてしまう。
それでも文面を見れば伝わるものもあれば、声のトーンだとか表情の変移だとかで分からないこともある。
だからこそ、文面だけのやり取りだと、行き違いがないようにしたいのだが、その結果が句点を悪者にするのはなんだかとても寂しい。




