にじゅっかいめ!!
二十回も続くとは自分でも少し予想外だった。
ここ最近は何を書こう何を書こうなんて、右往左往して文字数も低迷しているが……。
まぁ、何はともあれ続いてることはすごいことだ! うん。
私には、たまに見る夢がある。
小学生一年生の頃、引っ越した先で見始めた夢なのだが、十数年経った今でもたまに見るくらい、その夢とは付き合いが長い。
内容としては至ってシンプルだ。ただ迷い続ける夢。
夢の中にいる私は、必ず小学生の頃に乗っていた自転車に乗っていて、夢が終わるまで常に一緒だ。
漠然としたゴールは決まっていて、当時住んでいたアパートに帰ることだ。
ただ、見覚えがある道でも、出た先は全く別の場所だったり、山の中だったり。
道をひとつ曲がるだけで、景色ががらりと変わるのだ。
夢の中の私は、迷っている現状を何とかしようと、必死に自転車を漕いで、家に繋がる道に出ようとするが、その度に知らない道に出るのだ。
ただ、何度も見る内に必ず家に繋がる道というものを見つける。
もちろん、夢の中だから漠然としたものなのだが、当時の私はそれを確信していた。
大きな電気屋さんがみえてきたら、右手にある信号を渡って、左手にある小道に曲がるのだ。
そうやって、ぽつぽつと見覚えのある道と、アパートが見え始め、安心感と共に目が覚めるのだ。
最近は、見る頻度も減って、小学一年生の頃は大体週一位だったのが、引っ越した三年生から月一に、中学生に上がる頃には年一に。
今では一年に一度あるか無いかだ。
去年の三月、この夢を見た私はどうにも気になって、そのアパートがある場所に向かった。
向かう途中の電車で、その頃よく見ていたアパートが水に浸かってる夢や、落ち続ける夢なんかを思い出しながら。
結局、アパートは既に壊されていて、小さな頃の思い出がたくさん甦ってきたが、夢に出てくるほど不気味なものではなかった。
今日朝目が覚めた時に漠然とした不安感と、迷子になった感覚、おぼろげにおぼえていた夢から、この夢を思い出して、こうして書いた。




