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いっかいめ
九月も下旬になり、赤とんぼが刈り終わった田んぼのうえを飛び、彼岸花が畦を彩っている。
日が落ちるのも段々と早くなってきており、夜と昼の長さがちょうど同じこの日に投稿を初めてみた。
とはいえ、何を書こうか漠然とすらも決まっておらず、その日にあったことや昔に思ったこと、季節のこと、その他にも思い浮かんだことや自分の気持ちの整理のために書くこともあるかもしれない。
そんなエッセイだと思って欲しい。
少し前にはまだ入道雲が空には浮かんでいたし、どこか蒸し暑い空気を風が運んで来ていたが、ここ一週間程は涼やかな空気が窓から入ってくるし、空にはうろこ雲が散見している。
夜も蛙の鳴き声が徐々に消えていき、その代わりにコオロギや鈴虫、キリギリスなどなど、秋の虫が鳴き始めている。
家でもエアコンがかかることがなくなり、夜には扇風機を回さずとも寝苦しくない。
少し肌寒さすら感じるほどだ。
去年が殊更暑かったせいか、今年少し早く涼しくなっただけで風邪気味になってしまった。
季節の変わり目に体調を崩さないような体を作りたいものだ。