世界の終わり

「これは、誰にも知られることなく、世界の崩壊を守っている、ただ一人の男の物語」

　ハシモトの日常に起きた非日常によるちょっと変わり目のローファンタジー作品です。

　小説の投稿に疲れて闇落ちした、さえない独身中年男のハシモトが、図書館から借りてきた中二病満載の本の片隅に掛かれていた落書きを読み上げてしまったことで、突如巻き込まれる災難と、その結果おきた日常の中の非日常を描いた、ちょとと変わり目のローファンジー作品です。

　時にビターに、時におかしく、そして時にほろり（するかもしれない）謎な英雄譚をひっそりとお送りさせていただきます。
　
　なお、この作品はある方のリクエストに基づき、「公爵令嬢の専属執事の日常」に続いて、作者の心の闇が生み出した作品になります。読んで後悔しても、作中のハシモト同様にメンタルがとっても弱いので、どうか石は投げないようお願いいたします。m(__)m