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無意識少女のふらり散歩

作者: 夜月桜 麗

5月14日!!そう!!こいしの日です!!

「ふふふ~♪」

あっちへこっちへふらふらと歩く少女には誰の目にも映らない、気付けない。それは、彼女の能力によるもの。「無意識を操る程度の能力」それは、周囲の人々、妖怪達が無意識に彼女を認識していない。そこにいるのにそこにいない。ある屋敷のさとり妖怪の妹だ、などと噂されているが、その姿を見たものは少ない。

「こいし、また地上に行くの?」

「うん♪」

少女を見れる数少ない者の一人、橋姫である水橋パルスィの瞳には少女、古明地こいしが映る。

「今日はね~なんかみーんな忙しいみたいだから、散歩するんだ~」

ニコニコと地底の暗さを照らすような太陽の笑顔でこいしは笑い、外へと出掛けていった。


「フランちゃん、遊びにきたよ~」

私は同じ妹同士ということもあって、地上の紅い館に住むフランドール・スカーレット、フランちゃんの元へとやってきた。

「あ、こいしちゃん。今日は何して遊ぼうか」

「そうだねー何しよう!」

「そうだ!鬼ごっこしよう!妖精メイド達と!」

「いいね!私達が鬼になろう!!」

私達はフランちゃんのお姉ちゃん、レミリアさんに怒られるまで遊んだ。一緒に叱られちゃったけど、そんなことは気にしない

「じゃあね~」

こうして私はフランちゃんと遊び終えて、別の場所へと向かった。


「はぁ~今日もか~」

私は博麗神社へと来ていた。巫女である博麗霊夢は賽銭箱の前でため息をついていた。どうせ今日も全然入ってなかったんだろうな。そうだ、後ろから脅かそう

「れーむ!」

肩をどん!と叩いた

「わっ!まーたこいし、あんたねぇ」

と言いつつも頭を撫でてくれる。

「えへへ~」

霊夢はいつもこんな感じで驚いてくれるし、とても優しい。

・・・お姉ちゃんみたい。

「さとりは?」

「お姉ちゃんなんか忙しいみたいなんだ~」

「ふーん、そっか。ちゃんと家に帰りなさいよ?さとりが心配するわよ?」

「はーい」

霊夢と雑談をした。世間話。人と話したり、遊んだり、やっぱり楽しい。でも楽しい時間はあっという間に過ぎていく。

「ほら、もう帰りなさい。もうそろそろ夜になるわよ」

「妖怪は夜に活動するもんだも~ん」

「いいから、帰りなさい。またいつ来てもいいから」

今日の霊夢はなぜか早く帰れと急かす。何か用事でもあるのだろうか。

「はーい」

そしてふらふらと家へと向かった。


「あれ?」

家に灯りは無かった。どうしたんだろう。

ドアを開ける。すると

『パーン』

そういう音が響いたかと思うと

「「「お誕生日おめでとう!!」」」

お空とお燐、そしてお姉ちゃんが笑顔で言ってくれた。

「あ、そうか、今日」

「まさかこいし、自分の誕生日忘れてたの?」

「こいし様~おめでとうございます!!」

「こいし様、あたい達からのプレゼント受け取ってください」

あ、あれ?なんでかな?目から水が流れてくる。

「ほら、こいし。主役が何泣いてるの」

止まんないや。

「お姉ちゃん、お姉ちゃん、お空、お燐、ありがとう」

今日は最高の日だ。大好きな人達に囲まれて。


ー博麗神社にてー

博麗の巫女、博麗霊夢はお茶を啜りながら、月を見上げて静かに言葉を溢した。

「こいし、誕生日おめでとう。さとりは貴方のこと凄く想ってるわよ。だから、家族を大事にしなさい。」


こいしちゃん可愛い。どうも夜月桜麗、麗さんです。今日はこいしの日というビッグイベントなのでこいしちゃん誕生日会を書きました!!はい可愛い!!はい天使!!ではこのくらいで。

皆様、良い東方ライフを~!

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